石箕(いしみ)での川魚の採り方
8月初旬、京都の柊野の川で、石箕を用いて魚(どんこ)や川エビが採れました。一緒に行った子供たちは大喜び。
①川草が川に垂れ下がっているあたりに石箕をそっと入れる。
②石箕の奥(川草のあたり)を足で蹴って、魚をびっくりさせる。慌てた魚が、石箕に入り込むので、川から石箕を引き上げる
③蹴っ飛ばすと川土も舞い上がるので、最初何が入っているの分かりません。ゴミかなと思い、水が切れるのを待つと、色々入っていました。
タモなどで追い込みつつ取る方法もありますが、浅い川では、この石箕が威力を発揮しました。
実は、この日一番の大物は、オオサンショウウオで、足で奥を蹴っ飛ばすと、ニョロリと黒い大きな物体(30㎝)が石箕の中に入りました。時間差で入ってきたのであまりに驚いて、あっ!と思っているとすっと石箕から出てゆきました。
慌てて、もう一度、石箕をセットして、川奥を蹴っ飛ばすともう一度入ってきて、今度は手足がはっきり分かりましたが、大きかったので2度目も驚いてまた逃がしました。
そういえば、大雨の後の鴨川の下流、四条あたりで、大きなオオサンショウウオが見つかったと何度かニュースでありました。
もちろん、絶滅危惧種なので、捕まえても逃がすつもりですが、来年また捜しに行きます。
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