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カブトムシのメス


 子供達が夏休みを持て余さないよう「カブトムシを採り企画」が出来たらよいねと、何気に先輩に相談しました。そうしたら二つ返事で、「ならば下見に行こう」という話になり、吹田市の公園に下見にいきました。
 
 昼間の下見では、カナブンがいっぱい群がるクヌギ、コナラの木を見つけ、その中で樹液が出ており、臭いが強い場所を見つけておきました。そして「夜になればカブトムシが見つかるだろう」と目星を立てました。

 教会内に呼びかけたところ、4人の子供たちの親から参加したいと連絡があり、一人は、「今年、7匹カブトムシを羽化させたけど全て雄だったので是非、メスが欲しい(笑)」とのことでした。

 場所は安全を考慮して、都会の吹田市の公園を設定したので、本当に採れるか分かりませんでしたが、決行しました。そして、18時30分に集合し、目星をつけておいた場所に皆で移動しました。まだ明るく、付近を一周した際には、カナブンしか見つかりません。これは失敗かも・・と思い祈る気持ちでもう一周しました。なかなか見つかりません。先輩を先頭にカブトムシ採り団が進みます。・・・そうしたら、前方から「いたよ~!」という大きな声。
 
 皆でドヤドヤ進むと木の根元に、いっぱいいるではありませんか。
カブトムシのメスばかりが4匹程度。子供たちは嬉しそうに捕獲して虫かごに入れました。その後も、昼間に目星をつけておいた木を順番に回るとメスばかり合計10匹見つけました。さすがに採れ過ぎたので3匹リリース。
 参加した子供たちの祈りの力が大きく、企画は大成功でした。

 聖書に、エリコの城を7周回ってから戦いに出たヨシュア軍の話がありますが、公園を2周目回った時に、ようやくカブトムシを見つけた時の高揚感に似ているのかもと感じました。

[カブトムシの採り方をメモ]
1.昼間に、山や公園で、クヌギ、コナラの木を見つける(要するにドングリの木のような広葉樹)
2.昼間に、樹液の出ている場所を見つける
・幹から樹液が出ており、甘酸っぱい濃い臭いがして、カナブン・蜂などが群がっていたら、夜になるとカブトムシが枯葉の中から這い出てくる。
3.日が沈んだら捜しに行く。
(昼間に目星をつけておいた方が絶対良いです)


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