日記

2024年08月21日(水)

 打ち合わせ一件。
 初対面というのはどうしても緊張するもので、ノンバーバルなコミュニケーションも含めて、後から「ここはあれでよかったのだろうか」と反省会をすることになる。
 それでも、新しい出会いというのは嬉しいものだ。
 よき出会いになればいい。いや、しなければならない。

2024年08月22日(木)

 マクドナルドの「サムライマック炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフ」が昔懐かしいニコニコ動画風のCMをしていたので興味を惹かれて食べに行く。
 マクドナルドのハンバーガーの市場での強さは、美味くないことにあると思っていて、人々がそれを受け容れている、という点にマーケティングの凄味がある。
 ちなみに私はこのジャンクな味わいが好きだ。
 どうかんがえても800円出せばマクドナルドよりも美味いものは食べられる。だが、それを人々は是認してしまう。これは凄いことだ。
 味の良さを追求するのではなく、共通認識、共通体験として、そこに”在る”マクドナルドというのは、ある意味において多くの日本人にとって、もはや田舎の盆踊りや田園風景よりも強力な共通認識になりつつあるのかもしれない。

2024年08月23日(金)

 忙しい。忙しいことは幸いである。
 ラノベ作家には二種類の状態がある。
 死ぬほど忙しいか、死ぬほど暇か、だ。
 ちょうどいいということはない。
 ADHD気味の人間の特徴として、後から来た命令が最優先命令として上書きされてしまうので、マルチタスクに死ぬほど向いてない。
 だから、とにかく目の前の仕事を片付けていくしかないのだ。
 それでも、一つ一つの仕事に可能な限りの愛を!

2024年08月24日(土)

 友人が、亡くなった。
 まだ三十九だった。
 あまりに早い。
 
 この歳になると、「はじめまして」よりも「さようなら」が増える。
 せめて、「はじめまして」が言い続けられるよう、言い続けて貰えるよう、精いっぱい生きていこうと思う。

 ありがとう。あちらでも自由に詩を読んでください。

2024年08月25日(日)

 仕事、仕事、仕事。
 書き仕事は進捗を文字で管理できる(それでも水前寺清子のように行きつ戻りつ)であるが、アイデア仕事の方は賽の河原の石積みである。
 積んで崩して拾って捨てて。拾った子供がまたダメで。
 こうしてできたアイデアを全部放り出して、また次のアイデアと蜜蜂のように飛び回るだけである。
  

2024年08月26日(月)

 『サユリ』を観る。
 ホラーを映画館で観るのは久しぶりだが、なかなかに楽しめた。
 今、生きる力を鼓舞する作品こそ、必要なのかもしれない。

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