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「竹新製菓販売」で40年以上愛される味をアップデート!女性にも支持される珍味へ

あられやおかきの販売を中心に、珍味やドライフルーツなども手がける食品メーカー、竹新製菓販売株式会社。イオングループをはじめ、百貨店や通販などさまざまな店舗で販売され、食卓に癒やしのひと時を提供し続けています。滋味深く、クセになるお菓子の数々はどのようにして生まれ、そして今後どのような進化を遂げるのでしょうか。社長の髙橋憲さんと営業部の太田壮祐さんにお話をうかがいました。

こんなのがあったらいいなを、真面目に追求する

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社長の髙橋憲さん

1962年に先代社長が立ち上げ、1967年に竹新製菓販売株式会社として創業。もち米を原料とするおかきの販売からスタートし、大手スーパーのプライベートブランドも手がけながら珍味や乾物などにも参入し、多くの人気商品を生み出しています。

「うちのモットーは、こんなのがあったらいいな、と思うようなものを形にすることです。大手メーカーさんではできない、手作業で袋詰めしなければならないサイズの商品など、細かな部分にも手が届いたものを届けていきたいです」(髙橋さん)

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これまで手がけてきたお菓子や珍味が並ぶショールーム

一つひとつの商品に対する愛情も深いため、開発して売れなければ即座に販売終了する、というものはほとんどないのだといいます。その上で、定番としてお客さんに愛されるようになるまで「育てる」と髙橋さん。

「同じ商品でも、ちょっとパッケージを変えるだけで売れるものがあります。当社で長年取り扱っている『イカ天』などは、アレンジレシピ付きで販売すると女性の方から『ほかにも売っているお店はありますか?』と必ず問い合わせがあるほど。そうやって、地道に商品を育ててあげることが、ロングヒットにつながっていくのかなと思います」(髙橋さん)

右肩上がりで売れ続ける人気の珍味

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竹新製菓販売にて「育て」られ、ものの見事にヒット商品へと成長を遂げたものが、2020年6月に商標登録も取得した「こんがりやきかま」という珍味。タラやタチウオなど白身魚の練り物を薄く伸ばして焼き上げた一品で、上品なうまみとともに噛めば噛むほど深みが増す味わいが特長です。販売開始から40年以上を誇り、定番商品として一定の人気は獲得していたのですが、4、5年前から爆発的に売上が伸びたのだそう。

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営業部の太田壮祐さん

「パッケージを一部変更したんですね。それまでは『やきかま』という商品名だけの、いたってシンプルなパッケージでしたが、白身魚を使っていることを大きく記載しアレンジメニューも写真で見せたことで、ぐっと需要が増した印象です」(太田さん)

「あと考えられるのは、珍味の定番・イカの価格が高騰したことで、スーパーで陳列されている珍味の価格帯が少し上がったことですね。現状、だいたい1袋298円という価格が多いのですが、この商品はイカを使っていないこともあって1袋198円と比較的リーズナブルです」(髙橋さん)

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ついついつまみたくなる味わい

さらに、お得ながら1袋で約200本入っているボリューム感や、手作業で袋に詰めることで実現できるほどよいサイズなどもポイントとなり、右肩上がりの売れ行きが続く結果に。
プレーン味のほか、明太子味やホタテバター味など味のバリエーションも増やし、いずれも好調な売れ行きを誇っています。

女性をターゲットに据え、印象をガラリと変化させる

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大阪商品計画で新たに企画しているのも、「やきかま」の新たなる味展開。これまでの“珍味”というイメージとは一線を画したいと、20〜30代の女性をターゲットに据えてさまざまなフレーバーを検討中です。

「珍味というと、どうしても“中高年の男性のもの”というイメージですが、今回の大阪商品計画に関しては、ガラリと雰囲気を変えていろんな層にアピールできる商品にしたいです。現在も販売している『ナッツのおことば』は、1人分のナッツを袋詰めし、シンプルなパッケージに印象的なキャッチコピーをあしらった商品で、これが女性に好評なんですね。こういったものをもっと増やせられないかなと考えています」(太田さん)

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つい読みたくなる「ナッツのおことば」

「当社でも販売している『イカ天 瀬戸内れもん味』というおつまみは、完全に女性をターゲットにした商品なんですね。レモンフレーバーや女性に刺さるパッケージデザインがそれを物語っている。無骨なデザインが多い珍味売り場ではかなり異彩を放っているのですが、実はものすごくリピートされているんです。つまり、珍味というのは中高年の男性だけでなく、売り方によってはいろんな層に需要があるわけですよね。『やきかま』も、我々が気づいていない魅力をアドバイザーさんとともに引き出し、いろんな層に刺さる味わいが展開できたらと思っています」(髙橋さん)

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爽やかなパッケージの「イカ天 瀬戸内れもん味」

定番として長年愛されてきた「やきかま」が、新たなフレーバーをまといパッケージも一新してお目見えする。より魅力的な表情へと変化を遂げた「やきかま」は、食卓をさらに豊かにしてくれそうです。

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詳しくはこちら

竹新製菓販売株式会社
大阪府大阪市東住吉区今川7-15-4
06-6702-4521

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