#01大阪の農業者は○○人!~農業人口①~
今回は農業人口についてです。想像してみてください。農業のイメージがあまりない大阪ですが、大阪の農業者(※)は何人いるのでしょうか??
※基幹的農業従事者数:自営農業に従事した人のうち、普段の状態が「主に仕事(農業)」の人。ザックリいうと、農業が収入のメインとなっている自営農家。
正解は・・・8,300人!!(2020年農林業センサス)
いかがでしょうか?大阪の人口が880万人なので、約1,000人に1人です。
ちょうど田尻町の人口(8,400人)と同じくらいです。
正直、「思ってたより多いな」というのが個人的な印象です。
【全国と比べると・・・】
全国の基幹的農業従事者数は136万人です。この数字はおそらく農業法人の従業員は含まれていないと思うので、実際はもう少し多いと思います。
日本人口の100人に1人以上です。
いかがでしょう?
こちらも「想像していたより多い!!」と感じます。
私の中、高、大の知人100人挙げても農家いないですからね。(大阪だから当たり前か、、、)
その中で大阪府は46位です。
47位は東京都(7,974人)ですが、45位(8,767人)は何県でしょうか??
なんと、米どころの福井県です!!
二度見しましたが、福井県でした。
よくよく考えると、福井県では農業法人などの法人経営で従業員として農業をされている人が多いのかもしれません。(基幹的農業従事者数に当てはまらないけど、農業に携わっている人が多いのかもしれません。)
【農業人口の経年変化】
世間では農業人口の減少がよく取り上げられます。実際どれくらい減っているのでしょうか??そこで、大阪の1985年の基幹的農業従事者数を調べてみると、、、
1万7000人もいたんですね!!今の2倍弱です。全国では346万人と、こちらは今の2倍以上だったんですね。
【今回のポイント】
都市のイメージの強い大阪ですが、約8300人もの基幹的農業従事者数がいます!!
※農業法人の従業員なども含めるともう少し多いかもしれません。
「大阪にも意外と農家って多いやん!!」って気づきを持ってもらえたら嬉しいです!!
「大阪のどこにそんな農家がいるのだろう?」などは次回のお話で。