エフェメラ――第27回天神さんの古本まつり
最近になって「エフェメラ」という用語を知りました。
書籍や美術品などのように保存を前提として刊行、作製されたものではなく、時限的に作られたものを指すようです。
これまでですと「一枚もの」と呼ばれてきたようなチラシ、引札、また絵葉書や入場券、マッチラベルなどが含まれます。
私が業界に入った頃に市場の主役であった重厚な本よりも、昨今はエフェメラと呼ばれるようなものの方が珍重される傾向あります。
今回の「天神さんの古本まつり」でもそうしたものも陳列されるかと思います。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。