大阪府行政書士会のデジタル化の取り組みについて Vol.2
こんにちは、大阪府行政書士会です。
今回は当会のデジタルへの取り組みについてお話します。
〇AIやRPAの活用
当会では、AIやRPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)などの技術を活用し、業務の効率化や精度向上を図る取組みを推進しています。
これにより書類のチェックや審査作業を自動化することで、時間や手間を削減することができます。
また、RPAを使用しルーティンワークを自動化することで、人のミスの削減や業務効率化が実現されます。
〇会議資料等をデジタル化することによるペーパーレス化
会議等においては、資料等をPDF(Portable Document Format:ポータブルドキュメントフォーマット:電子文書)化し、それをタブレット端末等にて閲覧するなどにより、ペーパーレス化を図っています。
〇クラウドサービスの導入
当会では、クラウドサービスを導入し、業務の効率化や情報共有の促進を図っています。
〇セキュリティ対策の強化
当会では、個人情報や情報機密などのセキュリティ対策を強化し、不正アクセスなどのリスクを低減する取り組みを進めています。
〇オンラインサービスの推進
当会では、オンラインでの手続きやサービスの提供を拡大し、会員の利便性を高める取り組みを進めています。例えば、オンラインでの申請・届出やVOD(Video On Demand:ビデオ・オン・デマンド:随時視聴できる動画配信サービス)による会員研修などが行われています。
これらにより場所や時間にとらわれず、申請や届出ができ、また好きな時間、好きな場所で会員が受講できる教育プログラムの提供が行われています。
〇行政書士業務のデジタル化についての情報収集、調査研究及び官公署との協議
大阪府の電子申請システムに関して、大阪府スマートシティ戦略部等と協議し、また、自治体の電子化対応状況等の情報収集のため、各自治体を訪問し情報収集をしています。今後も、国及び各自治体の電子化対応等、行政書士業務のデジタル化に関する情報収集及び調査研究、官公署との協議を行ってまいります。
〇当会会務の効率化及び会員サービス向上のためのデジタル活用の検討
当会の会務及び当会が提供する会員サービスのデジタル化に向け検討を行っております。
また会員のデジタルリテラシーやデジタルスキルの向上のため、当会の会報である「行政書士大阪」にて定期的にデジタルリテラシーやDXの最新情報等に関する記事を掲載しています。
今後も会務及び当会が提供する会員サービスのデジタル化可能な分野を洗い出し、より一層効率的かつ利便性の高い会員サービスの提供に向けたデジタル活用の検討を行ってまいります。
〇大阪スマートシティパートナーズフォーラムへの参画
大阪スマートシティパートナーズフォーラムへ賛助会員として参加し、イベント等に出席しデジタル化に関する情報収集を行っています。
このように大阪府行政書士会は、デジタル化、DX化の推進に積極的に取り組んでいます。
行政手続きや商取引のデジタル化・DX化が急速に進む中、行政書士のデジタルスキルの向上及び行政書士業務のDX化、会員の利便性の向上や当会会務の効率化、情報共有などを目的として、当会は今後もデジタル化の取り組みを推進し、「行政に関する手続の円滑な実施に寄与するとともに国民の利便に資し、もつて国民の権利利益の実現に資すること」を使命とする、行政書士の職責を十二分に果たせるよう努めてまいります。
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