自分にとってのB級グルメについて考えてみた
「B級グルメ」という言葉がすっかり定着してしまった感がありますが、皆さんにとっての「B級グルメ」ってどういうものでしょう。今回は私のB級グルメとは?そしてB級グルメの持つチカラについて私見を交えて書いてみようと思います。
世間一般でいうところのB級グルメ
「美味い・安い・早い」の3拍子。どこかの企業のCMを思い出しそうですが、皆さんが納得しそうなB級グルメの定義といえばこの3つでしょうか。これらの逆の商品は、確実に支持されないですよね。「美味しくなくて・高くて・出来るまでに時間がかかる」なんて・・・。
私にとってのB級グルメ
私にとってのB級グルメは「美味い・安い・早い」に加えて「地域密着型」の食材を使っていることが定義に含まれます。例えば、沖縄といえば「豚肉」、福岡の博多といえば「明太子」、兵庫の明石といえば「たこ」、福井といえば「さば」というように、その土地の特産品があり、それを手軽に食べられるようにしたものがB級グルメだと思っています。
例えば兵庫県の明石市でよく水揚げされる「たこ」ですが、明石ではそれを玉子で包んでダシに浸して食べる「明石焼」がB級グルメとして有名です。私も大好きな一品。
兵庫県のお隣、大阪の「たこ焼き」ですが、そのルーツを調べると、最初はこんにゃくや、しょうゆ味の牛肉を小麦粉で作った液の中に入れていたようです。次第に「明石焼」の影響を受けて、たこと玉子を入れて焼くようになったのが現在の「たこ焼き」と言われています。
B級グルメの持つチカラ
物流が昔に比べて良くなり、その地域でしか食することができなかったものが、日本中で食べられるようになりました。
B級グルメの最もパワフルなチカラはその伝染力。食材がそろえばどこでも本物に近い味を再現できることだと思います。ひと昔前まで「さば」って地域密着型の魚でしたが、お刺身も切り身も当たり前で手に入る身近な存在になりました。福井ご当地の「さばバーガー」は絶品ですが、自宅で作る「さばバーガーもどき」もそれなりに美味しいです。
そしてもう一つ、忙しいお母さんの頼もしい助っ人としても大活躍。お昼の忙しい時に、家庭の食卓に並ぶ焼きそば。子どもたちも楽しいたこ焼きホームパーティ。「美味い・安い・早い」に加えて「楽しい」もありましたね。
まとめ
オートバイ乗りの私としてはB級グルメは必須のアイテムです。これからも地域密着型のB級グルメが世の中にたくさん生まれてほしいですね。
オートバイでB級グルメを食しながら巡る旅はライフワークとして続けていきたいと思っています。