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サスティナブルツアー

最近表題の概念?言葉がよく聞かれるようになりました!
これ、常套句の「サスティナブル」をくっつけることでどんな解釈もできてしまう魔法のような言葉ですが、それゆえに、ホンモノかニセモノがわかるものでもあるような気がします
そもそも地域のサスティナブルを考えるのか・・・それこそ日本の環境問題から生産者の承継問題まで色々言い方捉え方が多様にできてしまうのがわかりにくい・・・
なので、「サスティナブル」という言葉を飛び道具に使わず、自分たちなりの解釈できちんとそれを捉えていくのでよいと思っています!
世界遺産登録が、その地域にとってのインバウンドを中心に観光流入を促進し、経済が活性化し、税収を増やす・・・そんな道具にしている自治体が多いですが、世界遺産はそもそも「観光の目玉」を目的のするものではありません!
ユネスコとしては、しっかり世界に冠たる遺産として持続的に(サステイナブルに)保存、維持していくいくことを目的にしていることでもあるので、そんなところにも不都合が生じていると聞きます
「維持、保持する」そのために費用が掛かる、だから色々な人に来てもらって、そのための費用(見物、見学)によって賄っていく・・・それが根本にあるんですよね!
(姫路城の入城料を上げるやなんやみたいな話で、その価値があるかないか・・・みたいな議論がされていますが、そもそも姫路城という城を維持し続けていくためのコスト・・・と考えたら自ずと値上げの是非などどうでもいい議論なはずです)
私思うにサスティナブルツアーも本来そんな感じ・・・その地域における宝物、遺産、ないじは地場産業、伝統工芸など、残していきたい地域資源のため・・・というところが主語になり、それに共感されていくことでつながっていく・・・そういえばふるさと納税もそんな感じになっていくと適正なのではないかな・・・と思うのが私の見解です

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