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クラダシ
表題に会社がベンチャー企業として最近出てきました
https://kuradashi.jp/
ホロ社の物販でも絡みがあるようです!
これは、メーカー(主に食品)の賞味期限が迫った商品を預かって(仕入れ)て売るという単純なビジネスです・・・これだけ聞くと「バッタ屋」ですが、話はそれほど単純でもありません!
大手食品メーカー、ないしはそれを扱う小売店は、賞味や消費の期限まで売り続けることはなく、あと〇日(か月)を切った段階で廃棄商品になるわけです!
それって、廃棄物になる、だったら捨てるくらいなら売る(なんならあげる)・・・と思うわけですが、そんなものが安く流通されたらそれはそれでブランド力が棄損されイメージが損なわれるとなるわけです
なので、泣く泣く?コストかけて廃棄処分する・・・だから、これまでクラダシ社のようなビジネスはちょっとグレーな領域でしか成り立っていなかったわけです
が、クラダシがやったのは、まさにいま叫ばれるSDGs、環境配慮、ゴミ出さない・・・みたいな「捨てるのもったいない」ということをアピールする、そしてかつ、売上の一部をまた社会還元するということを消費者(とメーカー側)に約束していくものでした
すると、メーカーからすると「捨てない大義」がつきます
クラダシの活動に協力する・・・という大義がつくわけです
しかも、大義だけではありません
廃棄するためにコストになっていたものがなくなる、だけでなく、多少なりとも売上が経つ、つまり「利」が出るわけです!
消費者にしても、消費期限、賞味期限切れではないので、それを上手に消費すれば何も問題ないし、それがお安く買える、しかも・・・クラダシから買うことで何か社会に貢献している感がついてくる・・・このWINWIN的なところが絶妙です
昨日も書いた「大義と欲(利)」
この発想は今後、益々押さえるポイントになっていくのではないかと思います