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「社会人」は「会社人」にあらず

表題は、年始の新聞記事で、あの「半沢直樹」シリーズ(他、下町ロケットやルーズベルトゲームなど)の著者・池井戸潤氏が寄稿していました

ここで若者に対して

「社会人になることは会社人になることとは同じではない、会社人は言われたことをこなし、家族を養えるくらいは稼いで定年退職し、あとは年金生活、そこに疑問を抱く人もいるだろう、ただ、定年間際になって自分は何が出来るかと考えるのは遅すぎる、これから社会人になる人はまだ間に合う、会社だけで目いっぱいの仕事になるのでなく、自分の力で活きていけるスキルを身につけて欲しい」と・・・

組織に埋没しないために常に「自分とは何か」を問い続けて欲しい

その前の肝に銘じて欲しいのは「一生懸命働くこと・・・」

池井戸氏は元銀行マン、そこの体験から描かれた数々の小説が多いわけですが、「半沢直樹」(見た人も多いと思いますが…)では、組織の理不尽さや不毛さをドラマテックに描かれて現実的ではないとも言われていますが、あの作品では「当たり前のことを当たり前に言えなかったり、出来なかったりするのが組織だというニュアンスがある」と…

ということで、実は当たり前のことを当たり前にやることが世の中難しいという現実があるわけですが、故に、一生懸命働きながら、自身のスキルやセンスを磨き、勉強し、人間性を身につけ、自分を律し、「折れない強さ」をつける

これが大事だと言っています

ホロニックの言葉の語源もこれと同じです

組織と個の有機的結合…

個の強さは決して会社人としての強さではありません、社会の中で存在意義を持てる個…それこそがホロニックでも活躍していける人材とイコールであることが理想なわけです

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