地域資源を企画編集する
先日出張で広島県・庄原という人口20000人くらいの町を訪れました!
新規案件(ホテル企画)の話ですが・・・本来そのくらい地方地域ではホテルという業態は成り立ちにくい・・・よほどの観光やリゾートレジャーの要素がなければ・・・
ということもあり、ホロ社に入る案件の多くは、その肝は観光、リゾートという文脈でなく、「地域資源を活かす」ことがテーマになっていただく事案が多いです
その地域の独自性とか魅力とか、それは必ず「ゼロ」ということはありません、人が長くそこに住みつき、営みが行われてきた歴史があれば何かあるはずです!
ということで、色々見て回った中に、とんでもないスポットがありました!
帝釈狭、、http://taishakukyo.com/
そこで見た様々な風景、景色は素晴らしいものがありました!
説明すると長くなるので割愛しますが・・・画像やパンフだけではダメですね(もしくはこれでは発信が弱い)・・・ので勿体ないなあ~)実際踏み入れて、見て、聞いて、体感してみて、歴史は背景など知ってみてホント驚きました!
事前情報では、まあ観光スポットとしての定番として紹介されていたり、地元の人からすると日常的な場所だったりするなどであまりそこからの魅力注入がなかったわけです!
しかし、それが地域資源を殺している(少なくても活かしきっていない)大きな理由だと思いました!
つまり「文脈が剥離されている」のです!
その場所が、名詞的にしか伝わっていない・・・つまりスペックのトピック(重要文化財だとかなんだとか・・・)が先行している。・・・コンテンツとしても活かしきれていないのは、その物語をつなぐ、語り部や内実を伝えていないからだと感じます!
こんな話は、地方にごろごろ転がっているのだと思います!
まさに私たちは「ホテルを軸材料にしてそれを取り巻く地域資源を企画編集する」
ここを忠実に進めていきたいと改めて思ったのでした