地域を売る!
先日、セトレ長崎でご一緒している五島列島酒造・三崎社長と故あって、関西の小売店、リカーマウンテンや、パントリーの社長などを一緒に訪問しました!
https://gotoretto.jp/
三崎さんの目的は当然、五島焼酎の営業・・・というわけですが、そこでの会話を聴きながら感じたこと・・・
焼酎という商品自体は、そんな引き立った商材でもない・・・また酒商品の中でワインや日本酒ほどの市場性もなければ、品種の特徴や個性もない(麦か芋か米・・・かつ、作り手の色が出にくいので味わいの差別化がわかりにくい・・・)
ということもありますが、三崎さんは、徹底的に「五島売り」つまり地域性を売る
全て五島列島の原料でつくる・・・それが五島の伝統的産業でもある農業の活性化を軸にしている
農業活性化は、雇用の創出にもなる、つまり人材流出回避につながる、それが地方創生、再生に重要な要素だということで
五島の原料を詰め込んで、ある意味加工してできたのが五島産焼酎・・・ということです!
この世界観を伝えていくことが本流のようです!
これ、私たちセトレにとっても同じかもしれません!
ホテルを売る、もっといえば客室を売る・・・のでなく、「地域を売る」
ここに足場を置くことで脱ホテルになっていく・・・
そんな学びのある機会でした!