地域のコンテンツをコンテクストでつなぐ
表題のタイトルで毎年恒例の年初号の業界誌に執筆しています!
またご一読を!
2021年は前年から続くコロナ禍が続き緊急事態宣言・まん延防止重点処置の期間に覆われた1年でした。
しかし着実にコロナワクチン接種が進み、経口治療薬の承認も近く2022年年初は大きなトンネルから光明が差し込んでくる様相を感じています。
昨年来、ホロニックが展開する「SETRE」では「地域資源を企画する」というコンセプトの元で地域生産者等と協働で数々の加工食品の開発にチャレンジしホテル店頭土産のみならず、ECサイト、小売店への卸など本格的な「物販事業」を立ち上げました。
今年はその展開に加速を図ってまいります。
また、昨年6月、地方創生、活性化を主軸にした投資事業を促進するNECキャピタルソリューションズと資本業務提携を締結いたしましたそれを皮切りに、他業種企業から「地域資源の企画編集」というコンセプトに合わせたホテル業態開発のプロジェクトマネジメント事業、地方創生、街づくりなどの事業に関わるコンサルティング事業が第二の収益源になる体制が加速して構築されてきました。
「SETRE」を中心に、自社ブランドを経営・運営を直営する「B To C」を本業にしながらその運営によって培われたノウハウを活かし「B To B」事業へ汎用する2本柱にした収益構造に転換してまいります。
また、これまで生業であったホテル業と地域商材の企画・開発、製造・販売、で「コトからモノへ」と「モノからコトへ」という消費循環をコンテクスト(文脈)でつなげていくビジネスモデルを築いてまいります。
コロナ禍によって、益々不透明な時代、正解が不明瞭になる(VUCA)と言われるようになる中、兼ねてから地球規模の環境問題という未来に向けた社会課題が一層クローズアップされてきました。
ホロニックでは「未来会議」と称した社内勉強機関を定例化し、3方よしという商売原則のベースに「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えた6方よしをクリアしていくべき方針を打ち出しました。
従来からの「地域資源を企画する」は既に「作り手」に軸を置いて取り組んでいますが、今年から「未来・環境」をメインテーマに加えていきます。
各店舗それぞれのテーマを掲げ、お客様を巻き込んでいく「VOTE ACTION」なる取り組みで一体参加型、共感資本をベースにした運営展開を築いていきます。
また、20歳以下であることを条件にCFO(CHIEF FUTURE ORGANIZAR)という役職を創設し会社の未来、次世代未来社会への具申、提言を経営ボードの中に組み込んでいくガバナンス体制を敷いてまいります。
これまでホテルを本業としていた業態から「地域資源を企画する」を目的として、「ホテル」「物販」「PM(プロジェクトマネジメント)・コンサルティング」という業態を手段にして、そこで開発されていくコンテンツをコンテクストとして繋げていく、より未来社会にコミットしていく企業を目指してまいります。
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