昨日、久々にセトレならまちで行っている100年杉木桶で製造している酒…でご一緒している美吉野醸造・蔵元杜氏の橋本さんを訪れました!
趣旨は、なかなか販売数が高まってこない中での打開として、熟成する(つまり1年・・・10年と完成してから寝かす)ことで酒自体の価値をあげていけないか・・・いわゆるウイスキーでもワインでもあるような「〇〇年もの」的なアプローチを相談しました
それを戦略的にコンセプトを組み立て、製造計画を立てることで、商品が在庫になるのでなく商品価値を上げることになります
色々お話聞いていると面白い気付きもあり、吟醸酒や生酒などは「絞った時は完成」つまり出来立ての酒が一番旨い・・・しかし、同社の火入れ酒、また木桶などでほぼ無調整でつくったお酒はまさにクラフト、、そしてそのお酒は「絞った時が始まり」、つまり寝かせれば寝かせるほど味わいが出てくる・・・
前者は経年と共に劣化する、後者は経年と共に熟成される・・・
そんな熟成酒をつくっていくことをしていきたいと思います!
勿論、現状の木桶酒の販売が促進されればいいのですが、そうなれば製造量を増やせばいい・・・
そんなことで、しっかりセトレの木桶酒、100年ものの杉の木桶をもっと有効活用し、その世界観をお客様に伝えていきたいと改めて思ったのでした!
(一番右の126がセトレの木桶です)