懐かしの・・・
7年前までホロ社の総料理長で姫路で活躍してくれていた、堤さんが地元・久留米で開店した「雅包」http://gaho.jp/ を久しぶりに訪れました!
奥様と二人で営み・・・ようやく軌道に乗りかけたところでコロナに苛まれるなど、大変なことも多かったようですが、今はお客さんもついて、なんとか次のステップにいける!ということでとても元気な様子でした!
最近の原価高もあり、色々判断する上での苦労などもありますが、そんな話をあれやこれやして私も刺激をもらいました!
50歳を境にこれまでの勤め料理人を卒業し,心機一転独立し、一国一城の主になりました!
しかし、独立して店をやることは、色々自由であることの楽しさがある一方で、休みがない・・・したがって、研鑽する時間がない、色々な店に行ってみる、研究する機会が圧倒的に少ない・・・なので進化するのが難しい(これは本人談でもあります)、加えて、コロナになると、全てその対応、勿論収入が担保されない、つまり給与が担保されないわけですからその恐怖は、とてつもないものだと思います・・・(これも本人談)
加えて、営業日、営業時間などをどうしていくか、メニューの値付け・・・それはお客さんの動向、つまり収入、つまり生活費に直結するわけですから、これには本当に思い悩むそうです・・・かつ、主人ですから相談できる人もそういるわけではない・・・(愚痴をこぼす相手もいない)
そう考えると、自分の店をやる、というのはある意味過酷なことです!
しかし、そんな風にもめげず、より責任!という意識を強く持つことで整理している、そして「楽しい仕事を求める」のでなく、「仕事を楽しくする」という主体的、能動的な発想が生まれることで人間的成長が育まれる・・・そんなオーラを感じ、私もとても爽快な気分でした!
「仕事を楽しくする」・・・人としてこれが鍵ですね!