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岸波白野、どう使う?|FGO性能解説

今回は、奏章Ⅲクリアで配布される『岸波白野』の性能解説と運用考察をしていきます。
なお、運用については周回目線での考察となります。

また、この記事を書くにあたって筆者もフレポガチャを回し、宝具5+アペンド2レベル10まで育成しました。その際消費したフレポは200万ポイントほどでした。
今後のイベントでピックアップされるようですので、今すぐ使いたい方以外はピックアップを待つことを推奨します。


性能解説

B全体宝具。攻撃前に自身に『対粛正防御貫通状態』を付与します。また、攻撃後に中確率(60~100%、OC依存)の確率で敵にスタンを付与します。

『対粛正防御貫通状態』は、その名の通り対粛正防御を貫通してダメージを与えられる状態です。
対粛正防御以外に無敵状態も貫通できますが、回避状態には無効化されます。

スキル1は、NPを消費することでコマンドシャッフル+スター生成ができるスキルです。
FGO史上初となるCT0のスキルです。つまり、NPがある限り1ターンに何度でも使用することができます。
1ターン中に何度もコマンドシャッフルとスター生成ができるのは優秀ですが、イカサマなしの純粋なコマンドシャッフルなので、確率の不安は残ります。

スキル2は、3色バフと、各色の通常攻撃時にボーナスを獲得できる状態を自身に付与するスキルです。
なかでもA攻撃時のNP獲得が20%と大きく、AカードでかなりのNPを回収することができます。

スキル3は、天地人いずれかの特攻と毎ターンスター獲得状態を自身に付与し、NP30%を獲得するスキルです。
敵の属性に合わせて特攻を選択できるのは優秀です。




運用考察

想定される運用を考察していきます。

アタッカー運用

W光コヤン+オベロン編成。NP50%礼装で3連射が可能です。
しかし、特攻宝具でなく、星4鯖でもあることから火力はあまり出ません。

コヤンの人特攻込みで等倍30万ほど。(通常フリクエ)


また、横バフを一切持たないため、横並べ周回においても微妙です。総じて、アタッカーとして周回で使う利点はほぼないと言えます。

アタッカー運用まとめ

  • 3連射可能だが、火力は出ない。

  • 横バフがないため、横並べ周回でも微妙。

  • 総じて、アタッカー運用する利点は特にない。




クリ殴りサポーター運用

次に、コマンドシャッフルサポーターとして、クリ殴り周回編成に入れる場合を考えてみます。

ジュナオをアタッカーとした編成。
1waveを宝具で突破し、2,3waveをクリティカルで突破します。今回の夏イベの90++のような敵編成で有効です。

バッファーとしてはマーリンが優秀です。アタッカーにバフを配りながら白野にもNPを供給することができます。

また、この編成は既存の『シエル+水着BB+アタッカー』編成と違い前衛3人で完結しているため、オダチェンでバッファーを追加し、火力を伸ばすことができます。

火力スケールとしては、聖杯や金フォウ、クラススコアによる底上げができていれば、B1枚で2wave、B含むジュナオのカード2枚で3waveを突破できる程度の火力がでます。

フレンドの完全体に近いジュナオ(特攻礼装装備)


続いて確率面の話。
2waveを突破できる確率、すなわち「ジュナオのB1枚+初手用のBorマイティチェイン用のQAが引ける確率」は、約72.5%。こちらは数回のコマンドシャッフルで問題なく引けそうです。
3waveを突破できる確率、すなわち「B含むジュナオのカード2枚を引ける確率」は約39.2%。期待値的には、2~3回程度のコマンドシャッフルを必要とします。
コマンドシャッフル可能な回数は13回(自前50%、光コヤン50%、マーリン30%で合計NP130%)であるため、必要なカードが引けないことはほとんどないと言えそうです。
(もし仮に起こっても、1日3回までなら令呪で宝具を撃ってカバーができます。)

オベロンを採用することで3waveに宝具を撃つなど、編成の拡張性もあります。

アタッカーを青子にすることも可能です。

白野が必要とするNPを、スーパー青子変身後のスキル3で50%、クラススキルによって毎ターン10%供給することができます。
スーパー青子のスキル3には味方のCT短縮効果もあり、これによってマーリンのスキル1を再度使用することもできます。

火力スケールとしては、聖杯や金フォウが入っていれば、B1枚+A1枚で3waveを突破できる程度の火力がでます。

フレンドの完全体に近い青子(特攻礼装装備)


一方、確率面では、ジュナオ編成よりも厳しくなります。
青子のB1枚+A1枚を引ける確率は約22.3%。期待値的には4回程度のコマンドシャッフルを必要とします。
青子から大量のNPをもらえる分シャッフル回数には余裕がありますが、それだけポチ数の増加にも繋がり、手間が増えることになります。


これらの編成の欠点としては、やはりポチ数の多さが挙げられます。同じスキルを何度も押さなければならないのは、周回ではさすがに手間です。
また、引いたカードを確認しなければならず、ながら周回に向かないのもマイナスポイントです。


クリ殴りサポーター運用まとめ

  • 手間はかかるものの、周回自体は可能。

  • ジュナオ編成での確率の下振れは無視できる程度。

  • 青子編成では確率が少し厳しくなり、手間も増加。

  • どちらの編成でもアタッカーに聖杯や金フォウなどの追加育成が欲しい。

  • ポチ数が安定せず、引いたカードを確認する必要がある。→ながら周回に向かない。




終わりに

以上、岸波白野の性能解説、運用考察でした。
結論としては、

  • アタッカー運用は非推奨。

  • 十分育成されたクリティカルアタッカーを所持しているのであれば、そのサポーターとして採用できなくはないが、手間はかかる。

といったところになります。
個人的には、クリ殴り編成が「バッファーを2積みできるシエルBB編成」といった感じで楽しかったです。
クリ殴りが好きな方や、シエルBBを持っていないけどクリ殴り周回してみたいという方は育成してみてもいいと思います。でもピックアップは絶対待ちましょう。

ではまた。


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