大人になるのは、なりたい自分に近づくこと
タイトルは、高校の頃に、寮のメンバーが大人になりたくないと思っていた時に、私に
『どうして、大人になるのかな?』
と聞いた時の私の返答だったそうです。
今の私は、その答えをした未来を真っ直ぐ見据え、必ず幸せになれると、ホームシックと日々向き合っていた自分に敬意を感じます。
何故、この発言をしたことを思い出したかというと、約7年前に、卒業した同期に久々に連絡を取った時に、私がそう言っていたと教えてくれました。
今の私から、その当時の私にメッセージを送りたいと思います。
〜かつて、未来に希望を持っていた私へ〜
高校生だった13年以上前のこと、私は、寮に住んでいましたね。
そして、人間関係の荒波にのまれ、受験に苦しんだり、いろんなことがありましたね。
そんな中でも、腐らず、きっと大人になったら、報われると思っていた貴女の真っ直ぐさ、本当に尊敬し、今の自分にとっては、眩しいです。
今の私は、結婚し、娘に恵まれ、幸せです。
ただ、貴女が思い描いていたキャリアとは違う道を歩んでいます。
きっと、昔の貴方は医師になるために、今、この試練があるのだから、これに耐えなければ良い医師にはなれないのだと、どんな試練とも果敢に向き合っていたのだと思います。いつからか、その様な逞しさは、私には無くなってしまいました。きっと、病気になって、人生への捉え方が変わってしまったのが原因でしょうね、、、
貴方は、大人になって、精神疾患になるとは思っていなかったと思います。
その一方で、自分の人生にもっと試練がなければ、優しくはなれないと思っていたと思います。
あの頃の、もっと、試練に遭わなければという思いが、今の試練を生んでいるのかなとも思いますが、なかなかしんどいので、そんな風に考えず、もっと自分に優しくなってほしかったですね💦
でも、もしかすると、以前働いていた病院の教授が退職前に掛けてくれた
『貴女にしか出来ない医師としての働き方がある』
という言葉を叶えるために、今は、耐えどきなのかもしれませんね。
今の私は、かつて貴女が夢見た大人ではないかもしれません。
仕事が出来て、家族とも仲良いみたいな、、、
でも、色々ありましたが、家族は、今、一致していて、このメンバーなら、きっと、いつか私のなりたかった私に会える日が来るかもしれないと思います。
どうかどうか、勉強のし過ぎで頭がおかしくなりませんように、どうかどうか、虐められても、自分のせいと責めすぎませんように。
愛すべき思春期の私へ、私は、かつての貴女が頑張っていたこと、全てが力になっていると信じています。