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大嶋あやのSASUKEヒストリー〜KUNOICHI完全制覇までの10年間〜vo4.SASUKE復帰

2025年1月13日(月)、オリゼ所属の大嶋あやのは女性版SASUKE「KUNOICHI」にて50名の出場者の中で唯一完全制覇を果たし、歴史にその名を刻みました。
このnoteは、大嶋あやの本人によるKUNOICHI完全制覇までの10年間を振り返るシリーズ第4弾です。

 1.初出場に向けて
 2.SNSに苦しんだ時期 
 3.KUNOICHI初出場 
 4.SASUKE復帰 🈁
 5.1stクリアまでの道のり
 6.日本人女性NO.1と呼ばれる重圧
 7.KUNOICHI完全制覇
vol.4のテーマは「SASUKE復帰」です。

KUNOICHI2018でのパフォーマンスが認められ、SASUKEに再び挑戦できる!と喜んだのも束の間、そこからが本当に苦しい道のりだということをこの時はまだ知りませんでした…。

SASUKEのエリアは男性とほとんど同じですので、バーからバーに跳び移る距離なども男性と同じ距離を跳ばないといけない場面もあります。

そして、私が何より苦手としていたのが、トランポリンです。

身長がもう少し高ければ、そこまで全力で跳ばなくても届くのでしょうが、残念ながら私の身長は女性の平均身長よりも低い156cmしかありません。

更に、男性よりも体重が軽い分、トランポリンが沈みにくいのです。ということは、誰よりも全力で跳ばないと飛距離が出ない。努力で埋めるしかありませんでした

SASUKE出場が決まってからは練習時間のほとんどをトランポリンに費やし、本気で1stステージクリアだけを考えてトレーニングしました。

そして迎えた本番当日、緊張感はそこまで強くなく、メンタルも安定していて、自分としては良い状態で挑戦できたと思います。

ですが、結果としては反り立つ壁を登れずリタイア。

そして自分でもよくないと思ったのが、悔しさがそこまでなかったということです。おそらく、心のどこかで1stクリアを現実的に考えていない自分がいたのだと思います。

正直に言うと、反り立つ壁までいけばみんなが褒めてくれるという甘えがあったのでしょう。
そこがメンタルの弱さを作り出してしまった始まりだと今は感じています。
次のpartでは私が1stクリアをした時の軌跡と当時の感情についてお話します。

ーーいかがでしたでしょうか。2025年1月13日のKUNOICHIの大嶋選手からは想像のつかない過去だったのではないでしょうか。そこまで悔しくなかった。そこを課題に捉えた、という点は興味深いエピソードな気がします。個人的には身長が同じだったことが嬉しいです(笑)次回は、vol.5「1stクリアまでの道のり」です。お楽しみに!(オリゼ広報yuki)

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