慰霊の日、中城の山を浄化した話

もうすぐ慰霊の日

沖縄の戦没者に祈りを捧げる日です。


私は小さい頃から戦争なんて大嫌いで

平和集会にはトラウマがあり

怖くて怖くてたまらなくて

戦争の番組は絶対見ないように大人になるまで過ごしてきました。


しかし大人になってから

戦争というものを見つめないといけないと思うようになり

いろんな話や映像を見るようになりました。


するとやはり苦しくて苦しくて

悲しくて悲しくて

眠れないくらい泣いてしまって、

心の中に苦しみが溜まっていくのがわかった。


そんな時中城の山の仙人のような神様が

私をすごく求めているような気がして

毎日この中城の山が気になって気になって

神様に、どうしたのですか?と尋ねると

「浄化したい」という神様の思いが伝わってきた。


この中城の山は沖縄戦でたくさんの戦没者がいて

その多くが日本兵、

家族や恋人を残して無念に亡くなっていく若い日本兵の思いが

ヒシヒシと伝わってきて

その亡くなった時の思いも悔しさよりも

家族や恋人への愛の思いの方が強く感じて

戦争で亡くなるということは

怖いことばかりではなく、

たくさんの愛を持った人たちが亡くなったのだとわかった。


私は祈り続けた。

どうか御霊が浄化され、家族の元へ愛が届きますように。

どうか安らかに、苦しみから解き放たれますように。

するとその夜嵐になって、

中城のこの山に何度も何度も落雷し、激しい夜となった。

その雷と共に、仙人のような神様が、龍神さまと共に

頑張って御霊を浄化し

天へと上げていくのが何度も何度もイメージされた。


そして次の日の朝、嵐は嘘のように消え、晴天となった。


朝から仕事に行くと玄関を開けると、

パーーーーー!!

と日差しが差し込んで、私に眩しく輝いた。


ああ、浄化されたんだ、神様ありがとうございます。

私は安心して、役割を終えた。