事業再構築補助金の申請サポート
事業再構築補助金の申請をサポートをさせていただいたことで学んだことを書きたいと思います。まだまだ勉強中の私ですので、「ここはこうしたら良いよ」や「そこ間違ってるよ」というのがあれば、お教えいただけると、とても有難いです。今後も私は歩みを止めることなく成長していきたいと思っています。
採択結果
はじめに皆さんは、私の今までの採択結果が気になると思います。私はいつもお世話になっている認定経営革新等支援機関の先生方と一緒に第1回、第2回、第4回の申請をサポートさせていただきました。
結果は第1回緊急事態宣言特別枠と通常枠2社申請で特別枠のみの採択でした。第2回は第1回で不採択だった1社の通常枠が採択となり、サポートさせていただいた2社全て無事に採択となりました。
次に第4回の申請では、有難いことに3社の申請をサポートさせていただき現在、採択結果の発表待ちとなっています。(2月下旬~3月上旬予定)
事業計画書作成時に心がけていること
1, 全体のストーリー性を重視する
全体のストーリー性を重視することについては、現在情報を発信している多くの士業の先生が仰っていることではありますが、本当に重要なことであると感じています。私も士業の先生方の情報発信により多くを学ばせていただいております。本当に情報発信をされている士業の先生には感謝です。
事業計画書の前半で伏線を張り、後半で回収するイメージです。事業計画書がひとつの物語になって審査員の方々の心を掴めるように意識して書いています。
2, ターゲットする顧客層を明確にする
新規事業を開始することで新たにどの顧客層をターゲットするかを明確に設定します。既存事業の既存顧客だけでは売上が減少してしまっていることを理由として新規事業を開始することが前提としてありますので、新たな顧客層を開拓することで売上を向上させます。
その手段として、既存事業の強みを活かした新規事業を立ち上げることが当該補助事業の目的であると考えます。
3, マーケティング方法を明確にする
新規事業で新規顧客を獲得出来る根拠を示さなければなりません。その為には、どのようなマーケティングによってどのくらいの期間でどのくらいの顧客数を獲得出来るのかを根拠を明確する必要があります。
4, 段階的に生産性向上が図れることを説明する
事業計画書では3~5年の計画を示す必要があります。例えば、1年後の売上と3年後の売上を比較した時にただ従業員の人数を増やして製品の製造量を増加させることで売上を向上させていきますでは、生産性の向上が図れているとは言えません。また、明確な根拠もなく売上が上がりますという計画も実現性の面では現実的ではありません。
生産性が向上する根拠を明確に示して、どのくらいの売上が増加するのかを説明する必要があります。
5, 審査項目・加点項目を意識する
書き始める前に公募要領を熟読し、記載されている審査項目と加点項目を意識して書きます。それによって審査項目、加点項目を強調して記載することが可能となります。
おそらく当該補助金の申請要件に当てはまる事業者様が構想されいている新規事業には、このような項目が当てはまりやすく設定されていると私は感じています。
6, 事業者様の新規事業に対する想いを余すことなく具体的に説明する
上記の1~5はテクニック的な部分が大きいように感じます。事業計画書を作成するうえで一番大切なことはこの6番だと断言できます。私たちがするべきサポートとは、事業者様が本当にやりたい事業に対する想いを余すことなく文章などによって審査員の方々へ分かり易く説明し、お伝えすることだと思っています。
以上が、これまで私が事業再構築補助金の申請サポートをさせていただいたことで学ばせていただいたことになります。もし、ご指摘等ありましたらコメントなどしていただけたら有難いです。
また、第5回の事業再構築補助金の申請サポートのご依頼も2月末までお受けしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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