《雇うこと》を考えてみた

人間が、雇う/雇われるのどちらかの立場にしかなれないとしたら、わたしはいまどちらにも当てはまるのだけれど、あえて今回は雇うことだけに重きをおいてみた。そしたらなんだかすごく苦しくなってしまったのは、たぶん、まだ雇うことに対して不慣れだし、ただただ経験不足なのだとおもう。(ということにしておきたい)
次回は雇われることについても考えてみたいと思います。

▼《お金がかかる》
いちばん高い固定費は人件費だ、
ってよく言われている気がしますが本当にそのとおりですね。
資金繰りの部分で、正直とても苦労しています。
個人事業主のときはほとんど家族でやっていたようなものなので、人件費に対する甘えが少なからずあったと思います。
給料日を一日二日過ぎて支払ったところで、大きな問題にはなりません。(良くはないのだけれど)
最悪、売掛金が入ってくるまでちょっと待って…!なんてことも不可能ではありません。(良くはないのだけれど)
給料の金額の設定に関しても、正直ゆるゆる。専従者ばんざい。←

ところが、他人を雇うということは、そんなことはありえないということです。
給料日を過ぎて支払うことなんて、ましてやお金が入るまでちょっと待って…なんて考えられません。
最低賃金、守らなくてはなりません。
雇用保険、社会保険等、しっかりせねばなりません。
健康診断にかかる費用ももちろん会社負担です。
・・・その他もろもろ。

アタリマエのことをするだけで、めちゃくちゃお金がかかります。

▼《指導?教育?の必要性》
自分も相手も心地よい頼り方をしたいなぁって常々思うのですが、とても難しい。
言い方ひとつで、捉え方もかわる。
むやみに傷つきたくないし傷つけたくないから、どこか予防線を張っている。
それでも、言わなきゃいけないし、伝えなきゃいけない。
そんなもやもやしている毎日です。

昔から、人の前に立つとか、リーダー的な役割を担うとか、とてもとても苦手でした。笑
人には向き不向きてものがあって、わたしはそういうのが向いてないんだ、と割り切っていたときもあったのだけれど、いよいよ向き合わなくてはならない時がきたのだなと。。

言わないことがやさしさじゃないし、言うことだけがやさしさでもない。
みんなにいい顔なんてできんよね。
アソビではなくシゴトなので。その辺うまくできるようになりたい。

▼《負担は減るし増える》
良いたとえが見つからないのですが…
あっち立てれば、こっち立たず、的な感じです。
はじめから完璧な人間などいないのです。(たぶん)

▼《ありがたいこと》
なんとなく雇うことに対してネガティブな感じを与えてしまったかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、こんなに大変だと感じているのに雇う側であることをやめないってことは、雇われる(雇われてくれている…っていうと自分の意思がないような感じがするので違うかな)人がいることへの感謝の気持ちでいっぱいなのです。

会社としても、わたし個人としても、至らない点は多々あって。わたしは特にいろんなことに対して自信がない。雇うということに対してえらそーなこと言っているように思われてしまうかもしれないけど、わたしもいろんな点で未熟です。もっといろいろ考えて、少しずつ熟していきたいなー・・・ってな感じで終わっておきますね。(ばびゅーん)

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雇うこと、雇われること(思考)

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