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失敗先生 〜俺みたいになるな〜 part2「マウスピースが浮き上がってしまった」【 YouTube無料版 】

【 失敗先生 〜俺みたいになるな〜 シリーズとは 】

医療法人社団杏壬会 東銀座築地歯科・マウスピース矯正クリニック理事長の新渡戸康希先生が、自身の経験から「失敗しない為の予備知識や情報」をお伝えするのが今回のシリーズ、失敗先生 〜俺みたいになるな〜。

インビザラインの治療に関して豊富な知識を持ち、また成功を収めている新渡戸康希先生ですが、現在の成功に至るまでは数多くの失敗もあったそうです。

今回は敢えて失敗談をお教えすることによって、

・マウスピース矯正について学んでいる先生に失敗しない為の知識や情報を持って帰っていただきたい。
・自分と同じ失敗をすることを防いで欲しい。

そのような思いで今回のシリーズを作成しました。

失敗を防ぐことによって、患者様と医院側、双方にとって大きなメリットが生まれます。
医院の経営にも役立つ動画となっておりますので、最後までチェックしていただけたら幸いです。


【 今回の失敗例:マウスピースが浮き上がってしまった 】

マウスピースは少しでも浮き上がってしまえば、その部分には全く力がかからず歯を動かすことは出来なくなってしまいます。
その為、マウスピースは常にぴったりとフィットしていなければいけません。

インビザラインに限らずどのマウスピース矯正であったとしても、全く同じでしっかりとフィットしていることが1番大切になってきます。

それでは、もしマウスピースが浮き上がってしまったらどのような問題が起きて来るのでしょうか?


マウスピースが浮き上がってしまったことによって起こった問題点は2つあります。



【 マウスピースが浮き上がってしまったことによる問題点その1:治療が遅くなってしまった 】

マウスピースがフィットしていないことによって、必然的に起こる問題点の一つとして、治療計画通りに進行しないことが挙げられます。

例えば、最初はマウスピース50枚〜60枚で終わる予定であった場合。
フィットしていない所がある為に再度発注をかけ、また50枚〜60枚届いてしまうといったこともあると思います。


また、最初に患者様に説明するときに「治療期間は約1年くらい」と伝えていた場合。
治療の遅れによって、予定の1年よりも延びてしまうと患者様からのクレームに繋がる危険性もあります。

新渡戸康希先生もこのような失敗を何度も経験して、沢山のクレームを受けてしまったそうです。


【 マウスピースが浮き上がってしまったことによる問題点その2:チェアタイムの増加 】

チェアタイムの増加は、患者様の為にも医院側の為にも防ぎたい問題点です。


患者様からすれば、本来7〜8回程度通院すれば治療完了したものが15回程度の通院に増えてしまえば、患者様の負担に繋がります。

そしてクレームになる危険性があります。



医院側から見ても、10回程度の通院で終わる治療が20回に増えてしまったらどうでしょうか?
その患者様が20回も来てしまったら、チェアタイムが増加して生産性が落ちてしまいます。



もっと単純に考えてみましょう。

その患者様が10回で100万円という金額を生み出す筈だったにもかかわらず、20回で100万円を生み出すことになると考えて下さい。

こうして見ると、売り上げ的に大幅に落ちてしまうことは一目瞭然です。


【 マウスピースの浮き上がりを予防するメリット 】

「マウスピースが浮き上がることに対して安易に考えるのではなく、もっともっとシビアに考えて欲しい」と新渡戸康希先生は語ります。


マウスピースの浮き上がりを予防することによって、同時に患者様の負担が増えることも予防します。
患者様にとって、これは大きなメリットです。

また患者様の為になるだけではありません。
先述したように、治療計画の進行が遅くなることやチェアタイムの増加を予防出来れば、歯科医師側の負担も減らすことが出来ます。

もちろん、クリニックの利益にも繋がります。


では、なぜマウスピースが浮き上がってしまうのか?
そして、その失敗を事前に防ぐ解決策とは?

気になる原因や解決策は、動画の本編にて!


まずはサンプル動画(YouTube動画、この記事のリンクからも飛べます)をチェックしていただければ幸いです。



★ YouTubeのサンプル動画の本編が気になった方はこちら。


★ 歯科医師のための動画サイト「ORTC online」では、他にもクリンチェックやインビザラインの学習動画を多数公開しています。


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