左利きのエレンと、自分の人生を重ねる
「左ききのエレン」という読み終わりました!感動しました。
『左利きのエレン』は、才能と葛藤をテーマにしたクリエイティブ業界を舞台にした物語です。
主人公の朝倉光一は「凡才」と自称しながらもデザイナーとして奮闘し、天才的な才能を持つ芸術家エレン・イェーガーと対照的な人生を送ります。
物語は高校時代の1998年と社会人となった2008年の二つの時間軸で展開され、二人の成長と苦悩、再起の過程が描かれます。
また、光一と幼馴染の加藤さゆりとの恋愛関係もストーリーに深みを加えています。
物語では、エレンの才能による苦しみと、光一の努力が交錯し、クリエイティブ業界の現実や成功への厳しさがリアルに描かれています。
成功したいわけじゃない
自分はお金持ちになりたいとか、誰かから脚光を浴びたいとか、インフルエンサーになりたいとか、そんな価値観は持ってないです。
人と話すのが苦手なので、いろんな人といろんなことをやりたい、というタイプではありません。
ただ目の前にある「やってみたい」「新しいことを知りたい」という好奇心のもと、行動しているだけ。
そして、あのまま田舎で配送の仕事をしていたら、
時代に取り残されてしまうという、時代流れに対する恐怖感により、いろいろ副業に挑戦しただけ。
それによって得たものは、ライティング能力や本の知識、捨てたものは飲みに行く時間や恋愛、旅行や映画やアニメ、漫画といった、普通の人がやる趣味娯楽。
何かを始めたときに、始まる人生もある。何かを捨てた時に始まる人生もある。やってみないとわからない
「始まったら、その時分かる。」
それでもやってみないとわからない。
自分は今実感しています。
自分の人生が、今始まっていると。