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作者が男性でないと「男の願望剥き出し」など言わないですよね?作者は女性でしたが。

こんにちは。
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ちょっとした考察記事です。

表現に噛みつくジェンダークレーマー達

こないだイラストレーターのriokaさんによる「おてんばだった幼なじみとコ○ダ珈琲店でデートしてみた」が話題になっていました。

この漫画について「男の願望」「作者はオッサン」「きもすぎるオタク君」など、心許ない罵声がジェンダークレーマー達に浴びせられていました。

Twitterに流れてくる漫画などは、嫌ければミュートなりブロックなりすればいいだけですが、なぜか噛みつく人達はいるものです。噛み付いて何になるのでしょうか?

数多くのツイートから、最も執拗に絡んでいたルドルフ=ラッセンディルさんのツイートを抜粋しましたが、「女性描写があまりにも『男の願望』剥き出しで、いかにも独りよがり」と批判しています。

おそらくこの発言をしたときは、男性だと思っていたのでしょう。作者が男性だった場合に「男の願望」と指摘するのは、百歩譲っても「男が考えた男の願望」というのが通じるので、まだ言いたいことも分かります。相手が女性であることを前提に「男の願望」剥き出しとは整合性があるとは言い難いでしょう。

作者は女性という「ジェンダークレーマーあるある」

しかし、イラストレーターの世界では多くの女性が活躍しています。イラスト講師のYANAMiさんによると、自分の教え子の9割は女性ということもあり、むしろ女性が多い世界と言えるでしょう。

このような状況を考慮すると、やはり「男の願望」「作者はオッサン」「きもすぎるオタク君」という言葉は、むしろ当てはまらないものが多いとも言えるでしょう。女性が描いている可能性は十分に高い世界ですから。

しかし、そういった状況を知らない人にとっては、この時点で「本気で作者が男であると思いこんでいる」ことは十分に考えられるでしょう。

作者女性だと分かっても引き下がれない人達

しかし、これまでのジェンダークレーマー達による言いがかりは、作者が女性であっても引き下がらないのはよく見られるものです。

先程と同じルドルフ=ラッセンディルさんのツイートですが、作者が女性であっても「男の願望まるだし」と言う意見は変えようとしていません。

こういうのを見ていると、最初に絡んだときには、おそらく「作者は男だと思い込んで」突っ込んでいたのだろうと推測できます。

最初から女性だと思っていたら「女性の描写があまりにも男の願望剥き出しで、いかにも独りよがり」などというツイートをするものでしょうか?

男だと思い込んだのですよね?

しかし、ジェンダークレーマー達は、過去に言った発言はなかったように「性別は関係ない」と言ってしまうのですね。男性だと思っていたのに、女性だと分かったら、都合よく「関係ない」など言えてしまうのです。

引き下がれないのでしょうか

「男だと思い込んでいたことが、実際は女性だった」のであれば、自分の誤ちを認めるなり、訂正したりするものでしょう。

しかし、ジェンダークレーマー達には、自分が無謬の存在であるかと信じ切っているのか、都合よく発言を言い換えてまで、自分の誤ちを認めるようなことはしません。

相手が女性であることが分かった瞬間に「男の願望まるだし」から「性別は関係ない」と変わってしまうのは、発言もかなり隔たりがあるものですが、あまり整合性を取ろうとしないものだと感じさせられます。

男性に対して「男の願望剥き出し」というのと、女性に対して「男の願望剥き出し」というのは、同じ言葉であってもイラストレーターさんが「異性である」以上、意味合いが大きく異なってくるものです。しかし、自分が間違えているのを認めたくないのか、なぜか「女でも関係ない」と意地を張ってしまうものです。

「性別は関係ない」など言ってますが、そもそもの話、最初は「作者が男性だと思った」んですよね?

私は男性だと思っていないと「男の願望剥き出し」など言わないと思いますが、相手が女性である可能性は想定していたのでしょうか?本当にその点では気になるところですが、おそらく恥をかきたくないので、元々思っていた性別など言うことはないだろうと思われます。


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