見出し画像

あなたがたは炎上でバイアスがかかっていないでしょうか?

こんにちわ。
10011111001010010101110011010101111100001010111100です。
呼び方は任せます。

こちらの記事がたくさんの方々に読んでいただけました。賛否両方あると思いますが、まずは読んでくださった方々に感謝いたします。

当然、お読みいただいた方におまかせいたします。

…ということで前回書いた後に気になった部分を追記していきます。今回は「バイアス」をテーマとしていきます。

公開から2週間以上のギャップがある

最初に触れておこうと思うことは「時間的なギャップ」についてです。

こちらのツイートがIKEAの公式アカウントに公開されたのは、12月7日。本日28日現在から遡ると、約3週間前になります。

そして、大きな話題になったのは、このツイートが発端となっています。

この上のツイート以前に、批判ツイートを「until」タグで検索をしてみましたが、批判らしい批判をされているツイートは見つかりませんでした。

公開から炎上するまで、18日のラグがあるのがわかります。

このことから考えられることは、1人が発言したことによって、一気に批判が殺到し、あらゆる人に伝染したのだと考えられます。

炎上前に見ても同じことを思ったか?

この件を眺めてみて思うことは、IKEAのCMに批判している人達は「炎上する前も同じようなことを思ったのか?」ということです。

「きっっっしょ!」
「どうせキモい爺が作ったんだろ」
「飲み物溢した犯人はピュ𓂺じゃん」
「ドレイテーブル」
「CM構成したの男かな?」
「今すぐ消去して謝罪しろ」
「娘の肩に手回すのキモイ」
「女卑男尊ウイルス」
「不愉快」
「ヘルジャパン」

公開された12月7日から、炎上する前日の12月24日まで、このようなツイートは見当たりませんでした。上のような発言をしている人は、この18日間の間でIKEAのCMを見たのかどうなのか分かりませんが、確実に言えることはあります。

それは「誰もツイートしていない」ことです。

この18日間の間で、今批判している人達が同じCMを見ていたのかどうなのかまで分かりません。同じCMを見ている人もいれば、そうでない人もいるでしょう。ここは推測でしかないので、あくまでも「見ていたのかどうなのか分からない」というところで抑えておきます。

しかし、12月25日にIKEAの公式アカウント宛にツイートされる前まで、今、批判している人達は、同じようなツイートをしていたのだろうか?

私はその点では「非常に怪しい」と思っています。

普通にCM見ていたらトレーしか見ない

IKEAのこのCMは、あくまでも「グラドム」という商品が主役です。

CMに出演している俳優さんは、あくまでも引き立て役でしかありません。運びやすくテレビの前にも置けて、値段もお手頃の「グラドム」という商品が主役であって、視聴者には「グラドム」が視点に行くように作られているでしょう。

つまりこのCMのコンテキストを正しく読み取ろうとすれば、通常はこのように見えるのだろうと考えられます。

おそらくは殆どの人は、トレーを中心に見るでしょう。

炎上後では視点が変わるのでは?

ところが、批判ツイートをされた後には、どうなるでしょうか?

おそらくトレーではなくて、登場人物を中心に視点が変わってしまうことが考えられるでしょう。

批判ツイートを見た後になると、トレーのことは忘れてしまうのです。トレーのことよりも、登場する家族のことばかり気になってしまうでしょう。12月25日のツイートが発端となり、人間の視野が変わってしまうのです。

そう考えると、今、血相を変えてIKEAのCMに批判をしている方々とは、炎上する前でも同じ視点でCMを見ていたかと言えば、信用できるものではないでしょう。つまり、同じ人物でも24日と25日では別人に変わっているのです。

炎上の原因は「批判された」から

このCMにも限った話でもないですが、ほとんどの表現物に関しては、個人個人で好き嫌いがあるものです。IKEAのCMに関しても、炎上の理由をいろいろと語る人はいますが、はっきり言えば「好き」「嫌い」しかないので、1人の嫌いが伝染したものと言ってもいいでしょう。

やや過激な言い方になると思いますが、一つの炎上によって、まるで人間が変わったように激しい言葉をぶつけるような人は「悪魔に取り憑かれた人」として表現をしています。

なぜなら、同じ表現を見ても、炎上前と炎上後では過激な言動を行ったのか疑問に感じるからです。おそらく「みんなが言ってるから私も言ってしまえ」という人は結構いるでしょう。自立したつもりでいても、人間というものは、集団心理に弱かったり、外圧により人間が入れ替わってしまうことなどよくあるものです。

同じ表現でも炎上前ならサバサバしたかもしれません。
でも、炎上後では悪魔に取り憑かれたように怒るのです。
別人に入れ替わったようなものですね。

視野狭窄になり後戻りできなくなる

IKEAのCMが本当に女性蔑視であるのかは証明しようもありませんし、結局の所は「個人の主観に過ぎない」ことには変わりないでしょう。ある家庭のある一瞬の出来事だけで、全てを決めつけることができないからです。

このように以前のCMでは、男性がエプロンをして、娘さんの面倒を見ているのです。これで炎上した動画が「とある家庭の一場面に過ぎない」ということが分かるでしょう。

「性別役割分担」として非難はされていましたが、それは炎上した動画の15秒だけを判断したに過ぎません。その15秒だけを切り取れば、何でも好きなことは言えるでしょう。

しかし、批判している人達にとっては、他のCMで男性が家事を行っていたとしても、それは視野に入ってこないでしょう。振りかざした拳を下げることができなくなって、引き返しがつかなくなっているのでしょう。

おそらく、もうまもなく飽きられて炎上は収まると思いますが、私が気になっていた部分について長々と書いてしまいました。

いいなと思ったら応援しよう!