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地球外生命体の痕跡②

 地球外生命体の痕跡①では、私がおすすめする、地球外生命体についての調査を行う動画を紹介しましたが、今回の②は私が考える、人類初の明確な地球外生命体の証拠になりそうなものを紹介したいと思います。

 これまで、UFOや①で紹介した動画内の建造物は、地球外生命体と関連があると考えられているものの、現状としては憶測に留まっています。いくら説得力があるように思えても、確証が得られるまでは、やはり事実として扱うことは難しいと思います。

 では、手っ取り早く誰もが地球外生命体は存在する(存在した)と認識できるためにはどうしたら良いでしょうか。

 ボイジャーに搭載されているゴールデンレコードを地球外生命体に見つけてもらい、地球に来訪してもらうか、はたまたUFOを捕まえるかなど、いくつか候補はあると思いますが、どれもなかなか現実的な話ではありません。

 しかし、数ある候補の中でも1つだけ、近いうちに実現できるかもしれないものがあります。

 それは、「地球以外の惑星の化石発掘」です。

 この考えが、ふと私の頭によぎったのは、以前に福井の恐竜博物館に行った時のことでした。ご存じの方も多いかもしれませんが、この博物館では多くの化石や想像上の姿の恐竜の展示物など、化石好きにはたまらないものがあります。

 そんな恐竜博物館ですが、化石発掘の年表があるのはご存じでしょうか。化石が展示してあるショーケースと反対方向にあるので、意外と気付かずに通ってしまうかもしれません。

 年表の概要を説明すると、化石発掘が本格的に行われたのは西暦1700年か1800年前後で、時代が経過するごとに多くの化石が見つかったらしいです。そして面白いことに、化石自体の存在はそれよりも昔から認識されていたらしいです。

 しかしながら、当時は現代の採掘機や化石燃料を用いた大型の輸送手段が存在しなかったため、残念ながら本格的な調査は行われていなかったようです。そのため、化石は恐らくはあまり価値のないものとして認識されていたことでしょう。

 ですが、時が過ぎ、人類がこれまでにできなかったことを科学技術を用いてクリアできるようになるにつれて、化石発掘も進歩していき、人力では破壊できない岩を割ったり、人力では到達できない場所へと自動車などの乗り物を使い、到達できるようになったことで、一気に化石についての研究が進みました。

 そして、現在に至るまで、地球の化石は多く見つかっています。そう、地球だけの化石ならば・・・

 もうお気付きの方もいるかもしれませんが、地球外生命体の決定的な証拠となるかもしれない、地球以外の惑星の化石はもしかしたら、もう手の届くところまで来ているかもしれないのです。

 1969年に人類が初めて月面着陸に成功して、半世紀もしない2012年にボイジャー1号が初めて星間空間に到達しました。そして、数年以内には民間宇宙旅行といった、一般人でも宇宙に行けるチャンスが訪れようとしています。

 そう、人類は驚くべきスピードで技術の発展を遂げているのです。

 そこで、化石博物館の年表に戻ってほしいのですが、年表には科学技術の進歩に比例して、化石が発掘できる範囲が拡がっていることが分かります。

 そして、それはつまり、人類にとって宇宙との距離が短くなった現在は、「年表の続きを書くことができる」ということではないでしょうか。

 仮に人をAIを駆使したロボットを人に置き換え、輸送機械や採掘機の燃料も北極探査船のように化石燃料から原子力に置き換えることができれば、他の惑星での化石採掘が容易になる段階まで来てるということです。

 もちろん、原子力は化石燃料と比べ極めて危険性が高いので厳重な管理が求められたり、そもそも化石ができるまでの条件が複雑なので、その環境があったかどうかも重要ですが、これらの条件がすべて整えば、地球以外の惑星での化石発見が、人類史上において大きな1ページとなることはほぼ確かなのです。

 化石と宇宙ってものすごくロマンがあると思いませんか?

 

 

 

 

 

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