間というやつ 前編
陽明学好きなんですよ。
司馬遼太郎さんの『峠』(上・中・下)って小説の主人公、河井継之助という方の考えの根本にあるのがこの陽明学なんです。
陽明学なんぞや?と始めは思いながらこの小説を読んでいたんですが、まあとにかくカッコイイ。
そりゃあ小説なんでキレイに書くのはあるんですが、これまた泥臭い。
でも、美しい。
この小説の中で、継之助がいろいろなことを言ったり、行動しているんですがなかなか独特なわけですよ。
そうなってくると、性格だけではない何かを感じてくる。
その陽明学ってのは、なんなんだいとなってくる。
そうなると陽明学自体を調べ出すんですな。
いろいろな作者の視点の陽明学だけでなく、継之助の師匠的な山田方谷についても調べる。
そして、また峠を読み返す。
こんなことを気がついたら3年くらいやってました。
あー間については長くなりそうなので次回以降としていきましょう。