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オリジナル織り機(大)『組み立て方・経糸の張り方』
組み立て方
組み立てにかかる時間:5分程度
必要な道具:特になし
![](https://assets.st-note.com/img/1663032748918-p6SzK9yYlN.jpg?width=1200)
1. 部品の確認
左から
左右のバー(脚付き)2本
補強バー2本
上下のバー2本
綜絖(そうこう)
蝶ボルト4本
綜絖留め2つ
全て揃ってることを確認^^
![](https://assets.st-note.com/img/1663033086867-Yr9fCOCSGF.jpg?width=1200)
2. 補強バーを取り付ける
写真のように全体を広げて置く。
☆左右のバーは脚が外側に向くように、かつ綜絖留めを入れる穴が手前にくるように置く。
☆補強バーは上下どちらでもOK
☆上下のバーは切り込みが手前と外側(上部は手前と上、下部は手前と下)にくるように置く。
![](https://assets.st-note.com/img/1663033873747-pUwmIqNtfU.jpg?width=1200)
補強バーの突起を左右のバーに左右順番に差し込む。
![](https://assets.st-note.com/img/1663033920957-cOj03pDREj.jpg?width=1200)
3. 上下のバーを取り付ける
補強バーが外れないように注意しながら、上下のバーを順番に蝶ボルトで取り付ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1663034116931-xVkcLhGA1n.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663034163786-ZzMwgkMzqb.jpg?width=1200)
4. 綜絖を設置する
綜絖留めは織り機を立てて使うときに、綜絖がずり落ちてくるのを防ぐために付けました。織る位置に合わせて2段階に高さ調整ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663034429654-6AAk2QQtI6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663034459774-xBciemSBFq.jpg?width=1200)
経糸の張り方
1. 経糸を下のバーに結びつける
経糸には伸び縮みしない丈夫な糸が適しています。おりつむぐではある程度硬さのあるコットン糸を使用しています。コーン巻きの場合は立てて、玉巻きの場合は球の内側から糸を取ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1663049562965-lnbdLAAEo1.jpg?width=1200)
織り幅を決めて、織り幅の左端の溝に糸の先端が下にくるようにして経糸をかける。
![](https://assets.st-note.com/img/1663049608802-70sQfcb1cK.jpg?width=1200)
経糸の先端を1つ左の溝にU字にかける。
![](https://assets.st-note.com/img/1663049899626-l9vDO2xxti.jpg?width=1200)
取れないように固結びで結ぶ。
![](https://assets.st-note.com/img/1663050087719-P3EyTP9OqP.jpg?width=1200)
2. 経糸を張る
綜絖を織り機の上に置いて、下→綜絖→上→綜絖→下の順に経糸を張ります。
下のバーの始まりと左から数えて同じ位置にある上のバーの溝目がけて糸を張る。綜絖は自然に糸がかかる位置でOK。
上の切り込みに糸をしっかりとかけて1つ右の溝から下に戻る。糸はなるべく均等な力でピンと引っ張りながら張る。
![](https://assets.st-note.com/img/1663050226278-Oo0k1nPvFZ.jpg?width=1200)
綜絖は最初の糸の1つ右隣にかける。
![](https://assets.st-note.com/img/1663050401575-YYELrSBGMq.jpg?width=1200)
下のバーに戻り、最初に糸をかけた溝と同じ溝に糸をかける。
![](https://assets.st-note.com/img/1663050535327-Zv8snl4hla.jpg?width=1200)
手前の切り込みに糸をしっかりとかけて、右隣の溝から上へ向かう。
![](https://assets.st-note.com/img/1663050615178-L3Xh1zV1bd.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663050911794-1qy0YLmnYE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663050968751-UawgraoMtz.jpg?width=1200)
これを繰り返す。
![](https://assets.st-note.com/img/1663051112782-PIHyuvVidr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663051146761-R6TffrjwUr.jpg?width=1200)
3. 経糸を上のバーに結びつける
おりつむぐ織り機(大)の設計では、経糸を下から張り始めて下で終わると若干台形になるため、下から張り始めたら上で終わるのが基本です。
希望の織り幅まで張れたら、上のバーに経糸をかけて、15cmほど残して切る。
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補強バーに糸端を一回転してから結ぶと緩みにくい。
![](https://assets.st-note.com/img/1663051456345-ffQl4qTd3o.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663051492438-9wV49uBSNs.jpg?width=1200)
最後に綜絖を動かして、経糸が1本ずつ交互に上下するようならOK。綜絖の1つの溝に2本入ってしまっている場合は、手で修正する。
経糸全体を手のひらで押して、軽くたわむ程度が理想ですが、力加減や織りやすさは人それぞれなので、自分に合った張り具合を見つけていきましょう!
おりつむぐ Mai