『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います』を音質アニメに認定したいと思います

防振りアニメがものすごく刺さってる。

さくっと言えばVRMMOでなんかかんやと俺TUEEEE(女の子なのでアタシTUEEEE?)的展開が拡がっていくんだろうというのが第2話まで観て感じた印象である。

ストーリーに目新しさも尖りも感じないが、世界設定の理解にまつわる難解さを大きく削ぎ落とし、第1話から合う合わないを提示した潔さの手腕は見事であった。

しかし、本作で一番惹かれたのは、音響&効果音である。

音質アニメ

武器選択画面での静謐な反響音、MMOの世界にダイブする瞬間の次元を超えるイメージのざらついた矩形音、重い音とキラキラした音をレイアーしたユニークアイテム(?)の重厚な装備音……。欲を言えば、もう少し外の広がりを感じられるような振り分けと環境音を楽しみたい。そして、重い音は迫力マシマシで。爆発はあの人っぽくなるなら、無理に味を出してほしくはない。まことわがままな視聴者である。

(※なんて思っていたら、第2話では水中バトルである。水中や雲の上は大変だが、やはり素晴らしいサウンドをきかせてもらえた)

(まだ未視聴の作品も多いのだが、)今期筆頭の音質アニメとして、ぜひ視聴をおすすめする。その際にはイヤフォンかヘッドフォンの装着をさらに提案したいところ。

最近の私は、Westoneの「um pro30」で鑑賞している。

なかなかよい。







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