#12:グローバル・コモンズ2
僕が「グローバル・コモンズ」という言葉を知ったきっかけは、
東京フォーラム 2021
Tokyo Forum Shaping The Future
というオンラインイベントを通じてでした。
イベントは、
2021年12月2日(木)・3日(金)の二日間にわたって開催されました。
東京大学理事でグローバル・コモンズ・センター ダイレクターを務める石井菜穂子さんが登壇されていました。
石井さんはこのイベント以外でも、
「Global Commons Stewardshipで日本と世界を駆動する」との演題で、
●「地球環境危機」の状況
●2030年を経て2050年への「社会・経済システム転換」の不可避性
●東京大学の全学的取り組み「グローバル・コモンズ・スチュワードシップ」の紹介
に関する内容について触れられており、
その講演資料の中身が興味深かったので紹介させてください。
「Global Commons Stewardshipで日本と世界を駆動する」
令和3年6月22日
https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2021/lm20210408.pdf
財務総合政策研究所
講演会資料より
石井さんの資料の中の重要なキーワードである、
「プラネタリー・バウンダリー」や「サーキュラー・エコノミー」は今後、地球環境危機を乗り越えていく上で大切だと感じました。
「プラネタリー・バウンダリー」とは、
「地球の環境容量を科学的に表示したものであり、人類が生存できる範囲の限界を示している」そうです。
「サーキュラー・エコノミー」は、
「旧来の大量生産・大量消費・大量廃棄といった直線型経済(リニアエコノミー)にかわり、リサイクル、再利用、再生産、省資源の製品開発、シェアリング等を通じて資源をできるだけ循環させていく(サーキュラ―)経済モデルである」という主旨の解説がなされています。
ご興味のある方は、上記リンクの資料をチェックしてみてください。
お読みいただき、ありがとうございました♪
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