折々の檻

「生きずらい」には理由がある。 恋愛ネタとかが多めです。 なんとなく孤独を感じた時に、…

折々の檻

「生きずらい」には理由がある。 恋愛ネタとかが多めです。 なんとなく孤独を感じた時に、読んでみて下さい。

最近の記事

他人の利益を許せない人達

燃えた牛角先日、牛角の女性半額キャンペーンが物議を醸した。 ご存知でない方向けに概要だけ説明しておくと、焼肉チェーンで有名な牛角が期間限定平日キャンペーンとして食べ放題半額を打ち出した。 ただし半額となるのは女性だけで、男性は通常料金であるため「男性差別ではないか」として批判が殺到している。 SNS上では「映画のレディースデイもそもそもおかしい」「男女で食べる量が違うのだから料金設定を分けるべき」「性別差じゃなくて個人差だろ」といった議論が飛び交っている。 このような文脈の

    • 「女性に相手にされない」と感じる人へ

      男性諸氏は、 「女性に相手にされない」と感じた事はないだろうか。 僕はある。なんとも惨めな気分である。 大学時代、僕はド田舎の理系キャンパスに在籍していた。 ダサ大学生ができるまで ど田舎の理系キャンパスということなので、周囲に女性はほとんどいない。 全くのゼロという訳ではないのだが、その割合は非常に低く、日常生活で女性話す機会と言えば授業のグループワークやスーパー・コンビニの店員さんくらいのものだった。 入学当初は高校の時から付き合っていた彼女がいたが、遠距離恋愛になっ

      • ヌー女子

        皆さんは、「ヌー」という動物をご存知だろうか。 サバンナに生息する、水牛のような哺乳類である。 ヌーは群れで生活し、YouTubeなどで動画を探すと凄まじい数の群れが渡河する映像が見つかるだろう。 なぜ僕が急にヌーの話をしたかというと、 先日とある女の子の話を聞いて 「ヌーみたいだな」と思ったからである。 先に断っておくが、外見の話ではない。 (今時の可愛らしい子です) 話を聞くに、生まれてこの方彼氏が出来たことがないらしい。 恋愛にあまり興味がない子なのかと思いきや、

        • はじめてのはぷばー

          ※性的な描写が含まれます。ご注意を。 コロナで三密回避がどうだとか言われる昨今だが、今回は密も密な、ハプバーに初潜入した時の思い出を。 いわゆる体験談とかレポとかそういうのです。 ハプバーってなんぞやって人は、Google先生に聞いてください。 ざっくり説明すると、バーなんだけどえっちな話ができて、なんなら事に及ぶスペースも併設されている大人の社交場です。 この話は割と最近で、コロナ禍になってからだ。(自粛とは) 今のご時世行かれる方は自己責任で。 なんとなく暇と性欲を持

        他人の利益を許せない人達

          持続可能な社会人

          ここ数年「Fire」という言葉をよく耳にするようになった。 FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early) 経済的自立を達成し、労働等から解放されて早期リタイヤすること ご存知の諸氏も多いと思うが、Fireとは噛み砕くと「むっちゃ稼いだり節約して金を貯めて、運用で生活できるようになって仕事辞めようぜ」ということである。 若者に対して自由だとか縛られない生き方だとかを説く論説は昔からよくあり、ネズミ講だとかネットワークビジネ

          持続可能な社会人

          クソ客誕生秘話

          小学生の頃、生活という科目で「消費者」という概念を教わった。 先生曰く、食べ物や工業製品をはじめ、サービスを金銭と引き換えに享受する主体を「消費者」というらしい。 現代社会においては全員が消費者であり云々、そうか周りの物には全て作り手がいるんだと子どもながらに思った。 そんな僕達誰もが消費者である一方、SNSの投稿やら日常会話で、今日の客はクソだったという声を頻繁に耳にする。 実際接客業のご経験がある方は共感頂けるかと思うが、だいたいどんな職場にも何割かのクソ客が訪れる。

          クソ客誕生秘話

          Tinderで初めて出会った謎の女性②

          パート① の続きです。 梅田に住んでいるという女性と会うことになった。 事前に「マッチングアプリで危険な目に遭った」エピソードをいくつか読む。 ぼったくりバーに連れて行かれるとか、美人局のパターンがあるらしい。 念の為財布を2つに分けて持っていくことにした。1つは盗られてもいいようにデコイにする予定。 そこまで不安なら行くなよという話だが、好奇心と性欲が勝ってしまった。 そして約束の日。 なんとご飯などは挟まずに直家である。 しかもなんか雰囲気的に泊まりっぽい。 当

          Tinderで初めて出会った謎の女性②

          Tinderで初めて会った謎の女性①

          ※この記事には性的な表現が含まれています。 ここ数年でマッチングアプリは広く普及した。 一昔前はやっていますと人前で言うのも憚られいたが、今ではCMもよく見かける当たり前の出会いの形として認知されるようになっている。 今回は2015年ごろ、マッチングアプリが広がる最中に僕が初めて出会った女性の話をしようと思う。 僕は大学生だったのだが、文系にも関わらず理系キャンパスにぶち込まれていたため、異性に飢えていた。(文系に行く意味とは) 周りの友達もみんな異性に飢えていたため、

          Tinderで初めて会った謎の女性①

          男社会(加点評価社会)の敗北者

          男性というのは社会から、「何を達成したか」「どんな実績があるか」で評価される。 これは一定「平等」なように思える。 女性が若いうちはある意味「平等」にちやほやされるのに対して、何も成し遂げていない男性は「平等」にちやほやされない。 もしも歳を取るにつれ、仕事内容なり人間関係なりで価値を積み上げられれば、この問題は解消される。すなわち成果を積み上げ、一定の人望を得て、世間から認められるのである。 問題なのは、勝ち組と負け組が二極化する社会において、「積み上げられない側」の

          男社会(加点評価社会)の敗北者