時
2024年06月12日 | 感謝の会
私には40年ほど前に感相学の師匠からいただいた易名があります。
「時任悟…時に任せて悟れ」といただきましたが、最初は意味も分からずただ有り難く使わせていただいておりました。
しかしある時から、この名前がとても意味深な示唆を含んでいる事に気付きました。
時間というものは本当に存在するのか?
全ての事柄が諸行無常だから時が作られるのか?
時間とは一体なんなのか?
そんな事を一生考えていても、決して答えには辿り着けないとは思うのですが、一つの想いが浮かびました。
「時間は世界標準で決められた時間で存在しているのではなく、個々人それぞれで時間の流れは異なる。」と。
これを難しい言葉で言うと「絶対時間と相対時間」と言うのだ後で分かったのですが、要は「あなたが感じている1時間と他の人が感じている1時間は違うし、あなたが楽しいと感じている1時間と苦痛を感じている1時間はその感覚的長さが異なる。」という事です。
時間を測る主体を誰にするのか?
何処にするのか?
で時間は伸び縮みすると言う事なのです。
「おかしな事を言っているな」と思われた方も多いかと思います。
しかし頭の回転が鈍い私に、師匠が与えてくれたこの易名には、とても大切な真理が刻まれていることは理解出来ました。
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