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《有料・冒頭試読》【オリオンズ&マリーンズ・背番号の系譜/62】「60」首脳陣、裏方の背番号から出世番号へ

割引あり

(写真 中央・5年目を迎えた15代横山陸人、左上から・二軍監督監督時代は60を背負った2代西本幸雄、一軍監督として60を背負った3代本堂安弥、現役6年引退後裏方として長年支えた6代吉岡邦弘、右上から・33に変更して活躍10代橋本将、エースも入団時は60からスタート13代成瀬善久)


※名前横の【殿堂】は野球殿堂入りしている選手、【サイン】はサインが掲出されています(クリックで拡大)

(62)「60」首脳陣、裏方の背番号から出世番号へ

 選手数が少なかったオリオンズ初期の時代は首脳陣の背番号だったが、打撃投手が専属として配置されると、裏方の背番号として定着した。しかし、選手数が増えるとドラフト下位の選手が背負い、マリーンズとなってからは橋本将、成瀬善久と出世番号へと変わっていった。球団の歴史が垣間見える背番号である。

----- 現在の背番号「60」 -----

 ★《15代》2020(R2)年〜2024(R6)・5年目 横山 陸人(よこやま りくと) 投手(在籍5年目)

  2001(H13)年8月5日生(入団時18歳)、右投右打
  (出身・東京)千葉・専修大松戸高−千葉ロッテ(20〜)

 【横山 陸人 背番号変遷】60(5)
 2019(R1)年のドラフト4位で千葉・専修大松戸高校から入団した横山陸人が、背番号60を引き継いだ。
 1年目の20(R2)年は新型コロナ禍の影響で開幕が6月になる。一軍登録はならなかったものの二軍でマウンドに上がる。
 2年目の21(R3)年は4月に初の一軍登録。しかし、登板機会がないまま一軍抹消。5月に再登録されると26日の阪神2回戦(甲子園)に2番手として初登板し1回無失点デビューを果たす。以降一軍に帯同するも7月に発熱して抹消。このシーズンは1試合の出場に終わる。
 翌22(R4)年は二軍で安定感を欠く。5月に一軍登録されマウンドに上がったが0.2回で2失点と結果を残せず抹消。このシーズンも1試合の登板に終わった。

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