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《有料、冒頭試読》【ロッテ球団73年考察/(23)-打者-「得点」73シーズン歴代ベスト10】

(写真 球団創設年の1950(昭和25)年に「16試合連続得点」を記録した呉昌征。2001年まで50年間日本記録だった)

(23)(打者編)「得点」73シーズン歴代ベスト10

 今回は「得点」に関する73シーズンの考察。
 球団初年度の1950(昭和25)年、圧勝してパ・リーグ初代王者に輝いたが、この時のシーズン得点数は713得点。これはパ・リーグ記録、球団記録として長らく残った記録だった。ただ、このシーズンのセ・リーグの覇者松竹は908得点と毎日を上回る得点数だった。この松竹のシーズン908得点は現在でも残る日本記録である。

 まずは、713得点から始まったチームのシーズン得点の73シーズン考察から。

【チーム シーズン最多得点】

★1位…740得点-1- 2005(平成17)年(136試合)-2- (西岡(80)、フランコ(73)、サブロー(68))
★2位…720得点-2- 1985(昭和60)年(130試合)-2- (落合(118)、リー(87)、西村(83))
★3位…713得点-1- 1950(昭和25)年(120試合)-1- (別当(108)、戸倉(90)、呉(89))
★4位…708得点-1- 2010(平成22)年(144試合)-3- (西岡(121)、井口(88)、金(68))
★5位…662得点-2- 2008(平成20)年(144試合)-4- (西岡(78)、大松(62)、今江(57))

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