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オーケストラに行こう!よ!

2023年新ドラマが次々と発表になる季節、私のテンション爆上げ作品がやって来た。
2023年1月から放送される
「リバーサルオーケストラ」!!!

、、だってずっと夢見てたんです、田中圭さんが指揮者の役を演ることを!!
(余談ですが、圭さんにやって欲しい3大役の一つであった。他は金田一耕助、夭折する画家か小説家w)

マエストロ朝陽のビジュアルも発表されて、期待以上のお釣りがくるイケてる指揮者っぷり、感動です!ありがとう。
もう絶対好きな作品だぞこれは!、、と思っていた矢先

オケのメンバーも加えた予告映像が解禁されて、自分でもびっくりするくらいテンションが上がったの。砂漠でオアシスを発見したくらい元気になった!
その訳はなんだろう?と考えて思いついたのは
「大好きな"オーケストラ"が舞台だから」

予告でオケのメンバーの姿を見て初めて「こういうドラマ待ってたよ!」という自分の欲求を認識したのですね。
クラシック音楽大好きだけど、特にオーケストラ音楽が好きなんです。そして"オーケストラ"そのものにも憧れがあるんです。それはなぜか、、、という話をこれから語る訳ですが、わざわざ文章に表してみようするのは、これから始まるドラマのテーマらしきものに繋がる気がするから。

さて、クラシックが好きといっても、20代前半まではCDやラジオで聴くだけで、演奏会に行ってみようなんて気はさらさらない人間だった私。
ある時、地元オケの定期演奏会に合唱として参加し、オーケストラの奏者の人達をじっくりと間近に見る機会に恵まれました。
そこで出会ったのです!

イケメンなオケの人に♡
、、昔も今も変わらず、まずは姿形から入る人間なのですね、私。
同じ穴のムジナなミーハーな友人と2人、それからは都合がつく限り演奏会に通いまくりました。当時はまだ世の中景気が良かったのでオケの出番もたくさんありました。(ここ大事)

さんざん演奏会を聴きに行った事で気づいた事、それはイケメン奏者だけではなく、オケのメンバーおひとりおひとりが個性豊かだという事。当たり前だけどオーケストラという一括りで見てると気づけなかった。音楽を聴くのに集中してると、指揮者は注目して見るけど、案外楽団員はスルーしがち。
演奏中自分の出番を待ってる間とか、観察すると何となく人柄がわかったり、、そういえば合唱で一緒に練習している時も、オケの方々は服装からしてバラエティーにとんでいたなぁ。
そのうち楽団員さん達の名前も覚えてしまい、今日はあの方の出番じゃないんだ残念、なんて思うほど、、、イケメンはどうでもいいんかい!

「リバーサルオーケストラ」の予告で楽団のメンバーがしゃべって動いているのを見て、オケの面白さは、個性豊かな一人一人の奏でる音が集まってひとつの音楽という物語を作り上げる事なんだよな、と改めて感じたし、その面白さをたくさんの人に知って欲しいなと思いました。
ドラマは地方のポンコツオケを立て直す、という内容らしいけれど、ほんと今地方のオケは経営が苦しいはず。演奏会が減りお客さんが減り海外から演奏者を呼ぶ事も困難な昨今、このドラマを見た人が生でオケ聴いてみたいな、コンサート行ってみようかな、、って思ってくれたらいいなぁ、、、クラシックもエンタメ界の一員として、もっとカジュアルな楽しみ方をする人が増えたらいいと思います。

それと、音楽はやはりライブで聴いた方が断然良いのです。コンサートホールは音響設計バッチリなので、だいたいどこの席でも素敵な音が聴けるはず、そして目の前に演奏している人達がいるのだから、その様子も一緒に楽しめます。
今のフルートの人とオーボエの人のアイコンタクトかっこいい! とか
ティンパニー大活躍、千手観音かっ! とか
コンバスにやたらクセの強いボウイングの人がいて気になる! とか
指揮者、歌っちゃってて声聞こえてるよw  とか
、、だいたい演奏している姿はみなさんかっこいいのですよ。

おっと!自分でもびっくりする長文になってるw
どうしよう

最後にもうひとつ、常日頃思っている事がありまして、、私のやってる合唱とか長々と語ったオケとかって、複数の人が集まってひとつのものを表現する点で、演劇にとても似ているなあ、と。
役者さんひとりひとりのお芝居ー団員の奏でる音で、脚本ー楽譜に書かれているものを、演出家舞台監督ー指揮者がかたちづくり、みんなで表現する。
調和も個性も大事で、何度演じてもその時々で違うものがうまれ、なんかゾーンに入った時に全員に共有される痺れるような喜び、ぐんぐんと加速しながら世界が広がるような高揚感、見えなかった景色がみんなで行ったからこそ見える喜びは、ひとりで演奏する音楽とはまた違う魅力があります。
なので圭さんが時々話すお芝居の話には、ちょっこし共感しているんです。そしてほんのほんの少しだけ同じ世界を見ているかもしれないと思うのです。

そんな訳で、長すぎる話の締めをいったいどうしたら?と迷子になっているのですが、、、

ドラマを観てマエストロ朝陽に痺れたあとは、
ぜひお近くのオーケストラを生で聴いてみませんか?ドラマからさらに世界が広がるはずです!