「占い依存」から「占い活用」へ。片想いを叶えるために知っておきたい3つの秘訣

「今日も外れた...」  

画面に映る占いの結果を見つめながら、私はため息をつきました。  

この1週間で何度目の占いだったでしょう。  

無料占いを巡り、SNSの占い師の投稿を追いかけ、時には有料鑑定も。  

「この人とは結ばれる」という結果を探して、何度も何度も占いを受けました。  

でも、現実は少しも変わらない。  

当時の私は、自分が「占い依存」だとは気づいていませんでした。  

なぜ、占いに頼ってしまうのか

あなたは、占いを何度も受けているのに「良い結果が手に入らない」と悩んだことはありませんか？  

特に「友達以上恋人未満」や「片想い」の状況にいる方にとって

占いは希望を見つけたり、一歩踏み出すための心強い味方であるはずです。  

それなのに、何度占っても関係が進展しない。  
むしろ距離が開いてしまうように感じる。  

そんな経験をしている方も多いのではないでしょうか？  

実は、この悩みは私自身も経験しています。  

私も陥った"占い依存"の罠

占い師として活動する今の私ですが、実は過去に3年間片想いをしていたことがあります。  

そのとき私は、少しでも希望がほしくて、いくつもの占いを受けていました。  

無料占いを渡り歩き、タロット、四柱推命、星座占い...手当たり次第に試しました。  

そして「この占いは当たっている」「この占いは外れている」と、自分に都合のいい結果だけを信じる。  

心の奥では、「占い通りにならないのは、自分が運が悪いから」と思い込んでいました。  

今思えば、それは結局、自分の努力や行動を避けるための言い訳だったんです。  

転機が訪れた日

そんな私が変わるきっかけになったのは、ある占い師さんの言葉でした。  

「占いの結果は、今一番引き寄せやすい未来。行動次第で変わるもの」

その言葉を聞いたとき、私は自分が何を間違えていたのか、はっきりと理解できました。  

私は「占いが示す未来」をただ待っているだけで、その未来に向かって歩き出す勇気を持てていなかったのです。  

例えば、その占い師さんから「もっと自分に自信を持ちなさい」とアドバイスをもらったときも

「自信なんてどうやって持つの？」と投げやりな気持ちでした。  

「ちゃん、と向き合ってなかったんだなぁ」と腑に落ちた私は

占い結果を真剣に捉え、具体的に行動を変えてみることにしたのです。  

占いを"使いこなす"ためのポイント

私が実際に占いを活用して片想いの状況を変えるために意識したことを、3つご紹介します。  

①占いを"ただの答え"として受け取らない

占いが示す結果は、未来そのものを予言しているわけではありません。  

それは「あなたの努力や選択次第で手に入る可能性」を教えてくれているのです。  

その可能性を現実にするために、占いを「行動を見直すきっかけ」として活用しましょう。  

②自分に合った具体的なアクションを考える

占いのアドバイスを、漠然とした言葉で終わらせないことが重要です。  
自分の生活に取り入れやすい形に変えてみてください。  

例えば、こんな風に落とし込むのはどうでしょう？  

「もっと自分をアピールする」
→相手が興味を持ちそうな話題を2つ用意する

「自信を持つことが大切」
→毎朝、鏡の前で笑顔を作ってみる

「相手との距離を縮める努力を」
→彼との共通点を探し自然な会話のきっかけを準備する

こうした小さな一歩が、大きな変化につながります。  

③占いを繰り返し確認し、振り返る

占いを受けた後、一度きりで終わらせるのではなく、定期的に見返してみることもおすすめです。  

最初は気づかなかったヒントが、新しい発見を与えてくれることがあります。  

さらに、自分の行動が占いの結果にどのような影響を与えているか振り返ることで、自信を持つきっかけにもなります。  

"依存"から"活用"へ

占いの結果に安心するだけでは、現実は変わりません。  
大切なのは、「その言葉をどう現実に活かすか」です。  

とはいえ、私もわかっています。  
占いのアドバイスを自分ひとりで実践するのは、本当に難しいことです。  

だからこそ私は今、占い師として

「あなたに合った具体的なアクション」
「相手の心に響くアプローチ」を提案するよう心がけています。  

さいごに

片想いが長引くと、不安や焦りが募るものです。  

そんなときこそ占いを通じて、「次にどんな行動を起こせばいいのか」「どうすれば今の自分を変えられるのか」を冷静に見つめてみてください。  

占いは、あなたの中にある「変わりたい」という気持ちを後押しするための道具です。  

その気持ちを大切に、一緒に一歩ずつ前に進んでいきましょう。  

あなたが「もう大丈夫」と思える日まで、私も伴走させていただきます。

おりおみ