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いつになったら一人暮らしできるの?って小1の娘に聞かれたけども。
毎朝娘を小学校まで送り届けています。
徒歩で片道20分。ひでぶ。
入学するまで知らなかったのだけれど、娘の通う小学校は集団登校がなくて、各自学校までたどり着く方針。
とはいえ早生まれの娘。
場合によったらまだ年長さんみたいなお年頃の娘に、ひとりで行かせるのは、無理。
娘の可能性を潰しているかもしれないけれど、踏み切りを斜めに渡っちゃう娘には、まだ無理。
娘の可能性を否定するような事は言いたかないけど、ほんと無理。
そんなわけで、毎朝一緒に登校しています。
今朝も娘と一階に登校していたら、娘が不意に聞いてきた。
「いつになったら一人暮らしできるの?」
夜ひとりで寝られない女が何をいいだすのか。
トイレに行くだけで廊下中の電気をつける女が何をいいだすのか。
ぷぷぷ。と、思いつつ。
「早ければ高校生くらいかな?大学生になったらできるかもよ。働きだしたらひとり暮らしするだろうね。」
「そんなに先かー。」
「一人暮らししたいの?」
「うん、大好きなお友達の近くに住めるから。」
そうだよねー。
入学と同時に引越してきてしまったから、娘は大好きなお友達と離れてしまった。
これは親子として、ほんとに申し訳ない事をした。
「少し離れちゃったけれど、また今度遊べるよ。一人暮らししなくても大丈夫だよ。」
「ほんと!?なら一人暮らししなくてもいいや。まだママと一緒にいたいし。」
「一人暮らししてもいいよ。そしたらママついてく。」
「それは、いや。」
…寂しいぞ。
母は、寂しい。
それでもゆるやかな自立という事で、依存心少なめな彼女の成長を喜ぼうと思います。