- 運営しているクリエイター
記事一覧
もしもあの子がとんでもない性格のあの子でメンバーにいたら…という世界線のお話 第6話
今日は少し様子が違う
というのも仕事ではないのだ
じゃあどこにいるって?
それは……
「おおーー!すごーい!ちゃんとできたっ!」
「確かに配線と接続とか一人では大変だね」
「でっしょ!だから○○さん呼んだんだよ!」
「いや業者呼ぼ?」
配線関係の接続がわからない、だから助けてくれと強引に呼ばれた
…せっかくの休日が
しかもメンバーの新居に呼ばれた
さすがに勝手に行けないからチーフマネージャ
もしもあの子がとんでもない性格のあの子でメンバーにいたら…という世界線のお話 第5話
宮地さんと渡辺さんから少し離れた距離から歩いている
…さすがにさっきの一言は効いてしまった
『私たち…あなたが嫌いです』
なんとなく分かっててもはっきり言われたら傷つく
でも…僕はマネージャーなんだから私情はおいておこう
…仕事しなきゃ
今はとある山を登っている
周りは木々が立ち並び雄大な景色が眺めることができる
空気も澄んでて新鮮な感じだ
ただ…空は雲が多い気がした
渡辺 …ちょっとは
もしもあの子がとんでもない性格のあの子でメンバーにいたら…という世界線のお話 第3話
美玖 んんーー!美味しいっ!
陽菜 ぜっんぜん味が違うねっ!
美味しそうに運ばれてくるお寿司を頬張る2人
…そりゃ回らない高級寿司店なら美味いよ
財布が泣いてる…
ーーー遡ること一昨日
美玖 なんでマネージャーいるの?しかも焼肉屋?
え?贔屓じゃね?
陽菜 贔屓、よくないですよ!
仁王立ちで僕を睨む2人
え?この状況…僕のせいになってます?
○○ い、いや贔屓とかそんなことはしてない
もしもあの子がとんでもない性格のあの子でメンバーにいたら…という世界線のお話 第2話
菜緒 うわぁ!!燃えてるっ!ファイヤーだよ!
美穂 あんた、バカなの?!ホルモンひと皿丸々入れたら火が出るわよ
菜緒 え?そうなの?
美穂 ホルモンは脂が落ちるから火が出やすいの。そんなこともわからないなんて…
菜緒 美穂しゃんごめんー
美穂 …ふん
そういいながら渡邉さんは手際よくホルモンをみんなの皿に分けていく
そして僕はというと…
○○ …好きな物食べていいからね…
「上村さん…」
もしもあの子がとんでもない性格のあの子でメンバーにいたら…という世界線のお話
大きな部屋…楽屋に僕はいる
他のメンバーは衣装に着替えメイクもバッチリ
順番を待っている
振り付け確認してる子、髪型を念入りにチェックしてる子、雑談してる子達…
でもその中で僕は焦ってた
いくら見回しても…
あの子だけはいないのだ
(またか…勘弁してくれ…)
楽屋にはいないと気づき外へ出ようとしたその時
「間に合った〜セーフ!」
「セーフじゃないわ」
勢いよくドアを開け飛びこむよう