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夜型人間は優雅な朝活の夢を見る

冷んやりとした車内に「起きろ」と言わんばかりの朝日が差し込む。そんな射通すような朝日に、眠気を見透かされた私たちは、見事 同じタイミングで目を細めた。校門へと走る長男の後ろ姿を見送り、再びハンドルを握る。完璧なタイミングでお気に入りの音楽が流れて気分も上昇。やっと背筋がしゃんとなった。

見事な寝坊だった。

嫌な予感はしていた。日に日に起きるのが遅く、アラームへの反応も鈍くなっていたのは、自分でも気が付いていた。
夜更かし3日目の今日は完全にアラームが聞こえていなかった。しかも今日に限って、Apple Watchを装備していないのだ。


そして、最大の難点。
この家は私が起きなければ誰も起きない。

書く習慣として1日1投稿。noteへの投稿は今回で4回目。3日連続の夜更かしで徐々に夜型人間と化している私は、今日こそ早く寝ようと心に決めタスクを書き出した。

今日はそんなタスクのお話。


朝活に憧れる夜型人間の話

朝日が目覚める前に布団に別れを告げ、自分のために丁寧にコーヒーを淹れる。豆の香りが広がる中、今日のタスクをチェックし、今から始まる1日に想像を巡らせる。熱々のコーヒーを片手に、SNSをサラリと確認。気分次第でnoteの記事を書くのも良い。気になっていた本を読み進めるのも素敵だ。

こんな朝活をしてみたいが、いかんせん布団に別れを告げることができない日々が続いている。そもそも早く寝ることができていないのだから、早く起きれなくて当然といえば当然だ。

だったらさっさとやること終わらせて早く寝たら良いではないか。

至極真っ当な答えだ。
この考えに至り今日1日のタスクを書き出してみた。


ミッションをコンプリートせよ

とにかく、今日やることを書き出す。やりたいことも書き出す。書くだけで頭がスッキリした。これが頭の中が整理された感覚なんだろうな。
タスクという名の小さなミッションたち。そう思った瞬間、これらを全部コンプリートしたい欲が沸々と湧いてきた。

私は「気になること」があると、「今やるべきこと」があったとしても「気になること」を優先してしまう。
だが、タスクを書き出したら、不思議なことにその「気になること」よりもタスクの方が気になって仕方がなくなる。

いろんな物事に目移りする私にとってタスク管理は時間を効率よく使える最強ツールなのかもしれない。


現在の時刻23時48分

なんてこった。
タスクを書き出したにも関わらず、今日も夜更かしコースではないか。

でも今日はタスク管理を実践できた、これには価値があると思うし今後も続けていくことで、さらに自分の使いやすいように昇華することができるかもしれない。

まだまだ夜型人間からは抜け出せない。
そんな夜型人間は今日も優雅な朝活の夢を見る。


それでは。みなさま。サラダバー!







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