日記7月23日(土)

今日という日に乾杯

私はお酒を飲まない。だから手にはお茶がある。私はお茶をこれでもかというほど飲む。人に驚かれるほどに。お茶、ハーブティー、ノンカフェインのお茶……珈琲紅茶麦茶なんでも飲む。
カフェインの摂りすぎには注意している。

お酒を飲まないようになったのには理由がある。
1度、いつもはそれだけで酔わないのに、たった一杯のビールで信じられないほど酔って、外を歩き回りお金を持ってないのに買い物をし、お店に謝り、タクシーに乗って移動し、飲んでたお店に帰ってきたのだ。ほぼ、記憶はない。数時間の記憶が飛んだ。タクシーには翌日お金を持って詫びをいれに行った。無賃乗車したのだ。恥ずかしかった。それ以上に、そこまで酔った理由が分からなくて怖かった。その日以来お酒が怖くて飲めなくなった。
もともと、飲まなくても楽しい人種ではあった。なので、お酒を飲まなくなる事に対してはなんらイヤな感じとか否定的なものはなく、快調であった。
飲まなくなってから、翌日の怠さとかが無くなって体調が良くなった。あと、お酒飲んだ時に無意識でスマホに触りツイートする、なんて事もなくなった。(ただし、眠剤を飲んだ後に無意識下でスマホを触ることは今でもある) 
つまりは、良いことだらけである。もともと飲まなくても良いから……付き合いで飲んでたのかなと思うことすらある。お酒は嫌いじゃないから、飲めるっちゃ飲めるんだがね。
こういうこともあるのだなあ、私の場合は本当に記憶が飛ぶ、というのを思い知ってしまった。コンビニで記憶が目覚めた、レジに並んでいた、お金もないのに。店員さんに謝って品物はお返しした。
というか、飲んでた店から結構遠くまで歩いていた事実に驚いた。
そして、何故自分が其処に居るのか理解が出来ず、しばらく怖い思いをした。あのお店で飲んでる最中だった、店に帰ろう!と思い出せたのが奇跡のように思う。
駄目な大人、絵に描いたような駄目な大人を、やった。

そうしてお酒を飲まなくなったのだが、一応家に小さいボトルのウイスキーがある。あるが、1年半から2年近く経つが、減らない。コンビニに置いてあるミニボトルのニッカウイスキー。

人は怖い思いをすると、そこから一気に手を引くようになる。悪い例だ。

そうしてお酒は飲まなくなり、ずいぶん弱くなったんじゃないかなと最近思う。怖くて飲まないから確認は出来ていない。

けどここにきて、ワインを飲もうかなと思った。それは亡くなった母が関係している。亡くなった母は、ビール党であった。しかし、亡くなってから……亡くなった後の人生を謳歌し、ワインに目覚めたらしいのだ。そして先日母の命日に墓参りに行き、ワインを共に飲みたいなと思うことがよくあるのだ。そして、、ノンアルコールワインというものが世の中にあると知り(それぶどうジュースじゃないかって指摘はよく分かる)それを飲んでみようかと……思っている。母とは、幼い頃に死に別れたから、お酒を共に飲むことがなかった。最近、母のことをよく想うようになり、何となく仏壇があるうちにお酒を……飲みの席を作ろうかと思ったんだ。

ちなみに私には霊感とかそういうのは無いので、知り合いの言葉を信じて感じて納得したお話である。

霊感……は無い。不思議な感覚はあるけど、なーんてね。

そう、乾杯!と言ったところで私の手にあるのはお茶である。しかも冷たいお茶はほぼ飲まない。温かいお茶のみである。

乾杯!今日という日に乾杯!

いいなと思ったら応援しよう!