【暇④】なぜかセパタクローは北海道に群生している。
エピソード:3 タムの夜明け
そんな最中、2チームの関係を良く思わない男がいました。後に北海道セパタクロー協会会長を務める、通称「タムさん」です。タムさん、当時鹿チームで代表を務め、選手としても全日本選抜として海外遠征に行くなど国内トップクラスの実力を誇っていました。鹿チームでも練習熱心だったタムさん。勿論、分裂した技名チームメンバーとの関係も良好で練習に参加したりしていました。
今の北大セパタクローは良くない。まるで2チームがいがみ合っているようだ。折角セパタクローというマイナースポーツに、熱量の違いはあれ魅了された同志なんだ。切磋琢磨できる関係でありたい!
ここでタムさん、プレーよろしく超アクロバットに出ます。なんとタムさん、鹿チームの代表引退後、第3のセパタクローチームを創設してしまいます。あれま、えぇ、、、(*'▽')
曰く「2つだからダメなんだよね。なんか喧嘩しているみたい。移籍なんかしようものならスパイか反逆者。でも、これが3つあれば、対外的には、2つほどいがみ合っているようには映らないし、対内的にも、ガチか遊びかだけじゃなくて、それぞれ自分が一番やりやすいところでセパタクロー続けられるじゃない?」
アイヌ語で「羽ばたく」という意味のこのチーム。鹿と技名の丁度間で、遊びも練習も真面目に楽しくやろうという感じです。
晴れて北大にセパタクローチームが三つになりました。以来10年以上、この3チーム体制で北海道からセパタクローを盛り上げています。勿論、大会ではバチバチにしのぎを削っています。
参考までに、3チームのTwitterを紹介しておきます。もし、この記事を読んでセパタクローに興味を持った方、北海道の大学生でサークルを探している方いましたら是非覗いてみてください。
以上、誰得?北大セパタクロー事情でした。どんなニッチなサークルにもドラマがあります。きっと皆さんのサークルにもあったはずです。誰も知らないかもしれないけど、そこには皆さんのありったけの熱量と時間が詰まっている。それって尊いことだと思います。
最後になりましたが、北大セパタクローの歴史が皆様の暇つぶしに貢献できていれば幸いです。
オリモタ 4/5
※免責事項※
あくまで、僕の記憶を頼りに書いたもので事実とは異なることがございます。ここに書いた話は、僕がセパタクローをしていた頃、タムさんから聞いたものですが、①聞いてから既に数年たっていること、②聞いたのがお酒の席であったこと、③3チームになったのが既に10年以上前であること、から当時の実態をどれだけ正確に表現できているかは不明です。もし、読者の皆様の中に当時の関係者の方いましたら、その旨、重々お含みおきくださいますようお願い申し上げます。
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