古来天体観測
相模國一ノ宮「寒川神社」に行って参りました。
寒川神社は、江戸城からみて、裏鬼門にあたり、古来から天体観測がされていた場所のようです。
八方除といって、地相・家相・方位・日柄などに起因するすべての禍事・災難を取り除き家業繁栄・福徳円満をもたらす、寒川大明神の全国唯一の御神徳という事で、天体とその人の生まれ持ったバランスを日や月や年毎に、みて、大難は小難に、小難は無難に、そして吉事は最大にする、人生の羅針盤を司る、神社です。
今でいう、占いやスピリチュアル事の研究施設のような場所で、平塚には、天文台もありますので、今につながる歴史があるようです。
現代は遊ぶ事や乗り物も自在にあり、遠くに移動する事も簡単ですが、当時は毎日動く変化するものと言ったら、天体くらいで、農作物に影響する天候や気候の変化をいち早く情報を得て、作物の調整をしていたのだと思います。
いつしか、人間の行動、行いに影響する事もわかり、占術や吉方などの日頃の行いから、深くつながっている文化を作っていったのかもしれません。