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オリックス交流戦の先発ローテを予想してみた②

みなさんこんにちは、いっちです。

セパ交流戦が開幕してから一週間が経過し、各チームとも白熱した勝負を繰り広げ、例年に増して面白い交流戦になっているのではないかと思います。
特に阪神vs西武の3試合は目を見張るものがありました。

今日も先週に引き続き、オリックスの先発ローテを予想してみたので楽しんでいただけると幸いです!


はじめに -先週のオリックス-

先週のオリックスは横浜スタジアムで迎えたDeNA戦に1勝2敗、京セラドームでのヤクルト戦には2勝1敗と勝ち越し、一週間の勝敗は3勝3敗のイーブンでした。

先発投手はDeNA戦で山岡泰輔-宮城大弥-張奕、
ヤクルト戦で山本由伸-田嶋大樹-増井浩俊
となっています。

その中で木曜日に今季初先発した張奕が2.1回を投げ7失点と先発の役目を果たすことができず、翌日には登録抹消されてしまいました。

その張奕の枠に誰が入るのかも含めて、紹介していきたいと思います。


6/2-4 vs阪神

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セリーグ首位の阪神もオリックスと同じく先週を3勝3敗で切り抜け、西武戦では佐藤輝明の大活躍など持ち前の攻撃力を発揮しました。一方のオリックスも先週の6試合全てで二桁安打を記録しチーム打率は交流戦トップの.333と強打のチームに変貌しており、打撃戦になるのか、互いのチームの好投手が意地を見せるのか、とにかく楽しみなカードです。

6/2 山岡泰輔 (vs西勇輝)
カード頭はおそらく山岡だと考えています。先週の登板では4回を投げホームラン3本を含む被安打7の5失点と早々にノックアウトされてしまい、本人もリベンジを期しているところでしょう。
対する西投手はかつての同僚で、12球団への勝利達成まで残すはこのオリックスのみ。大記録達成に期待がかかります。

Player’s Profile
1995年9月22日生 25歳 172cm/68kg 右投左打 東京ガス 2016年ドラフト1位
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OP戦ではやや低調だったもののオフの増量が功を奏し、ストレートだけでなく伝家の宝刀の縦スライダーなど変化球含め球速が軒並み上昇。スライダーに隠れがちだったチェンジアップも威力抜群、今季はさらに新球種のナックルカーブも取り入れて縦のスライダーに偽装した使い方を用いるなど、プロ5年目で投球の幅をさらに広げている。
前回登板では横浜スタジアムの狭さに翻弄された形となったが、広い甲子園球場でリベンジを果たすことができるか。


6/3 宮城大弥 (vs秋山拓巳)
2試合目は先週と同じく、プロ2年目の宮城が登板するでしょう。今季まだ負けのない19歳は先週も6回3失点の好投とプロ初打席で初ヒットを記録するなど、投打共に好調をアピールしました。また西武の高橋光成投手と同様に「負けがつくまで髪は切らない」と公言しており、今週も連勝と長髪をさらに伸ばせるのか期待がかかります。
対する秋山投手は今季4勝2敗の防御率2.78と好調で、先週のロッテ戦でも8回1失点の好投を見せました。パリーグでは珍しいタイプの投手をオリックス打線が同攻略するのか、注目です。

Player’s Profile
2001年8月25日生 19歳 171cm/80kg 左投左打 興南高 2019年ドラフト1位
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スリークォーターから最速150km/h台のストレートに大きな変化のスライダーとカーブ、右打者にはタイミングを外すチェンジアップを混ぜる本格派左腕。左打者には逃げるようなスライダー、右打者には内角に突き刺さるクロスファイアーを武器とする。
またU18日本代表では外野手としても出場するなど、高校時代は打撃力も買われており先週は初ヒットを放つなど打撃面でも才能の片鱗を見せている。


6/4 山﨑福也 (vsアルカンタラ)
3試合目は左腕の山﨑福也が登板すると予想しました。前回登板は5/23のホークス戦で、4回を投げ7奪三振を奪いますが被安打5の3失点と試合を作れず降板してしまい、翌月曜日には登録を抹消されてしまいました。
雨天中止などがあったとはいえ、降格してから今日まで二軍でも一切投げておらず、京セラで行われた一軍の練習にも参加していたことから木曜日の先発である可能性が高いとみて良いでしょう。
対するアルカンタラは韓国球界を代表する投手で、150キロ台のストレートを武器にしており、また勝ち運も持ち合わせる投手です。
また山﨑投手は日大三高-明治大という経歴で、大学で同学年だった糸原健斗や一学年後輩の高山俊とチームメイトでしたが、今回は彼らが二軍なので対決は実現しないでしょうし、個人的には少し残念です(笑)。

Player’s Profile
1992年9月9日生 24歳 188cm/95kg 左投左打 明治大 2014年ドラフト1位
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身長を生かした角度あるストレートと、緩急をつける二種のカーブ、左打者には逃げるようなスライダー、右打者にはチェンジアップを効果的に使い相手打者を翻弄する。選抜の一大会での安打記録を保持するなどアマチュア時代から打撃力には定評があり、その打棒にも注目が集まる。


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6/5-7 vs中日

セリーグ4位の中日は、交流戦に入りソフトバンクに2勝1分、日ハムにも2勝1敗と好調で、特にキューバ代表に召集されたクローザーのマルティネスの穴を持ち前の投手力で上手くカバーしている印象です。バンテリンドームでオリックス打線が火を噴くのか、中日の投手陣が抑えるのか、これもまた楽しみな対戦です。

6/5 山本由伸

先週に引き続きここは山本由伸でしょう。
名実ともに日本のエースに成長中で、今季は2試合目の登板でソフトバンク相手に完封勝利を挙げ、4月28日は則本投手との投げ合いで9回無失点の好投を見せました。今月に入り3敗を喫するなどらしくない投球が続きましたが、先週はヤクルト相手に7回2失点と好投し状態を上げてきています。

Player’s Profile
1998年8月17日生 22歳 178cm/80kg 右投右打 都城高 2016年ドラフト4位
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公式戦での自己最速157km/hをマークし、フォークも151km/hを計測するなど投球にさらなる磨きがかかっている。ただ今年はオープン戦から嶺井、大城卓三、レアード、王柏融から高めに浮いた直球やカットボールをホームランにされており、広いといえどバンテリンドームでも失投が命取りになるだろう。

6/6 田嶋大樹
ここも先週と同じでしょう。昨季初めて規定投球回に到達し、4勝と防御率4.05と結果を残した田嶋の今季は、安定した投球が続いていた4月から一変、5月に入ると1勝を挙げたのち3週間連続でピリッとしない投球が続いており、孤高のサウスポーの復調が待たれます。

Player’s Profile
1996年8月3日生 24歳 182cm/78kg 左投左打 JR東日本 2017年ドラフト1位
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今年はフォームを少し変え、足を上げてからの動きがより独特な形に進化した。スリークォーターのアームアングルから多彩な変化球で的を絞らせず、ストレートも球速以上の威力がある技巧派左腕がバンテリンドームで復活を期す。
また通算でも中日に対しては対戦経験がなく、中日野手陣がどのような攻撃を見せるかも期待。

6/7 増井浩俊
150ホールド-150セーブ、12球団からのセーブなど幾多の記録を達成してきた増井は先週、12球団からの勝利をかけマウンドに上がり、5回無失点と好投するも中継ぎが打ち込まれその大記録達成は持ち越しとなってしまいました。しかし、その投球内容はとても素晴らしく、150km/hに迫るストレートと鋭いフォークなど、リリーフ時代さながらの投球でチームの勝利に貢献しました。今回は記録の達成がかかっていないものの、先週に引き続き好投を見せるかが注目です。

Player’s Profile
1984年6月26日生 36歳 188cm/77kg 右投右打 東芝 2009年ドラフト5位
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リリーフ時代は150km/hを超えるストレートと鋭い変化のフォークボールで幾多のピンチを乗り越えてきた増井だが、先発に転向してからはストレートの球速が低下したものの前述した2球種以外にも縦のスライダーやカーブを駆使するスタイルにチェンジした。


まとめ

ここまでの予想、どうでしょうか。

先週も同様の記事を投稿したのですが、

自分の予想が宮城-山本-山岡 / 増井-田嶋-山﨑 だったのに対し、
実際のところ山岡-宮城-張奕 / 山本-田嶋-増井 と
メンバー的には5/6、順番を含めると1/6しか当たらないポンコツ予想となってしまいました(汗)。

今週こそは的中するのか、先発投手の公示が張奕の登録抹消だけなので、まぁ大丈夫かと思いますが不安半分、というところでもあります。

また来週も同様の内容で投稿できたらなと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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