韓流歴史ドラマに夢中だったころ。
私は一時期、韓国の歴史ドラマに夢中でした。
というか、今でも好きなのですが、以前ほど見る機会がなくなったために、なりをひそめている……といった感じでしょうか。
それが昨日、以前から見たいと思っていた韓流ドラマをAmazonプライムで見る機会があり、当時のことなど思い出したので、今日はそれについて書いてみることにします。
私が最初にハマったドラマは『宮廷女官チャングムの誓い』でした。
ちょうどヨン様ブームで、韓流ドラマの人気が日本で白熱し始めたころでしたが、もともと恋愛ドラマにはまったく興味のなかった私は、当時ヨン様にも韓流ドラマにも、全然興味がありませんでした。
ですが、たまたま見ることになった『チャングム』が、私の韓流ドラマへの認識をすっかり変えてしまったのです。
リンク先はBSフジで、すでに放送は終わっていますが、とりあえずストーリーや登場人物紹介が出ているので、貼っておきます。
現在はABEMAで3話まで無料で見られるようです。
閑話休題
とにかく、面白いのです。
一つの事件が解決したと思ったら、その話の終わりにはまた新たな事件が発生し、ハラハラドキドキ、次を見ずにはいられなくなります。
『チャングム』は、16世紀の朝鮮半島を舞台に、母の遺言で宮中に入り女官となった主人公チャングムが、紆余曲折を経て大吟長(テジャングム)と呼ばれる王の医師となり、王の死後は愛する人と共に自らの意志を貫き幸せになる、といった物語です。
最初に見たビデオは吹替えなしの字幕版で1話が1時間ちょっとあるものでしたが、一日に平気で2話、3話と見てしまうほど夢中になりました。
ただ『チャングム』を見た時にはまだ、朝鮮王朝の歴史やしきたりなど、細かいことを何も知らない状態でした。
なので、当時出ていたムック本を買って読んだり、詳しく解説されている方のブログを見たりと、ドラマ以外でも情報収集をしました。
もちろん、それらもとても楽しかったものです。
『チャングム』を見終わったあとも、さまざまなドラマを見ました。
それについては、ブログ『脳内フォルダ』に感想を書いています。
ブログを見ていただければわかるとおり、いくつかは現代が舞台のものも見ています。
また、『チャングム』の他に『トンイ』や、イ・サンの腹心チョン・ヤギョンが活躍するドラマなど、見たけれども感想を書いていない作品もあります。
ただなんにせよ、そこには「物語としての面白さ」がありました。
主人公や押しキャラに感情移入して一喜一憂する楽しさが、悪役の所業に怒りを覚えたり、その悪役が成敗されてスカッとしたりする気持ちの良さが、そこにはたしかにありました。
その世界に浸る時間は、とても楽しいものでした。
ただ、近年はなかなか新しいものや、自分が見たいと思う作品が見られなくなりました。
そんな中、昨日、Amazonプライムにて、以前から見たいと思っていた『師任堂(サイムダン) 色の日記』を見つけまして、視聴を始めました。
『チャングム』の時ほど集中力が続かないので、何本も一気に見るのはムリそうですが、少しずつでも楽しみたいと思っています。