65歳からのお金の勉強してきたよ:暮らし派FPの家計カイゼン日記411日目
おはようございます! 昨日はみっちり6時間、ねんきんと税金の勉強をしてきました。FPが学びにいく、FPの先生という立場の方からZoom講義を受けました。リタイア後のお金の設計、濃かったなー。
(おことわり:記事内に繰り下げの最適年齢の答えはありません。個人の条件で結果も左右されるからです。)
繰り下げ受給という、お助けカード
ひと月遅らせるごとに、0.7%受給額が増える老齢年金。
FPよーこ個人としては、健康に気を遣っているし、100歳まで現役のつもりだったので、iDeCoとNISAと事業所得で、60歳~75歳まで乗り切り、75歳から繰り下げ受給しようと思ってました(^^;)
お助けカード、使う?使わない?
しかし、このお助けカード、使うタイミングが難しい。
という話を学んできました。
損益分岐点(ある年齢以上まで存命なら、払った保険料に見合った年金額をもらえる)について、マネー記事や新聞で扱われますが、その本文に”社会保険料を含めずに試算”と書いてあったら、要注意とのこと。
退職金やiDeCoの受け取り方によっては、年金所得が増え、所得税が上がってしまいますが、社会保険料を計算する元となる所得のランクがあがってしまい(現役世代並みに働いているシニアは保険料が高い)、医療費・介護費用の負担額も重くなっていくという話でした。
75歳からの医療費が1割負担ですむのと、3割負担になるのでは、家計へのインパクトが違う
たとえば、繰り下げ前の74歳のよーこばあばが、
いつもの高血圧の薬を処方してもらって、整形外科で膝関節症の赤外線治療受けて、毎月1万円の医療費の実費負担があったとしましょう。
誕生日がきて、あー、やっと、75歳になったわ。
繰り下げ受給で、1.84倍に増えた、
お楽しみの年金生活が始まったわい♡
で、いつもの病院にいつものようにかかったら、
月1万円だった医療費が、月3万円になるってことですから。
毎月2万円の増額 、1年なら24万。
100歳までなら、75歳から100歳までの
25年間×年24万で、負担増600万円 (>_<)
よーこばあば、ちょっとショックで
整形外科にいく回数を減らしちゃうかも !!
(節約グセがしみついているっ(^^;))
社会保険料を考慮した計算をすると
このような、繰り下げ受給の負の影響もあるという一例です。
こうした保険料の負担額については、個別のケースで判断しますので、これが年金や社会保険のとっつきずらいところですよね。
クライアントさまにも、個別具体的な事例でご相談にのれるようにしようと、ふんどし締め直しました( `ー´)ノ☆
ではでは、また明日☆
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(ときどき、ヤギさんの動物介在活動のハナシ)
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