平和だから選挙に行かない??
こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。
いよいよ東京都知事選挙の投開票日が迫ってきています。
皆さんは今回の選挙を通じて何か変化はありましたか?
東京や日本の現状を考えてみた
とか
各候補の公約見て知見が広がった
とか
応援したい候補者ができた
とか
これだけ報道されているので何かしら変化はあると思うのですが、、、
いえ、ほとんどの人は何も変化はないでしょう。
今やテレビよりもネットで情報を得る時代
ネットでは「自分の興味があることしか情報収集されない」ので
興味がない人にとっては街中以外いつもと何も変わらないのです。
実際僕の知り合いで同い年の男性と話をすると
EURO(サッカーのヨーロッパ大会)のことが話の中心になります。
ネット社会になったからこそ政治に関心がない人には何も情報が入らず
自分が興味がある情報のみを得ることになります。
つまり、これだけ報道されてても何も関心がない人が多いということです。
ここで今回のテーマですが、選挙に行かない人が多い
(現状の投票率は50%以下)
というのは平和の証明であるということです。
誰が都知事になろうと自分の生活が何も変わらないし困らないのです。
例えば現職の小池氏が
「30才以下の男性に徴兵令を出します」
って言ったらどうしますか?
絶対小池氏に投票しないですよね?
むしろ自分の周りに選挙に行って小池氏以外に入れるように必死に
訴えていきますよね?
つまり現状選挙に対して必死になっている人が少ないということは
誰が都知事になっても大して問題はない、つまり「平和」であることの
証明になるのです。
前回の都知事選は2020年、コロナ禍真っ只中だったにも関わらず投票率は
55%だったので、コロナ禍でも本当に困っていた人なんてあまりいなかった
というのが答えです。
今の物価高にしろ、コロナ禍での行動制限にしろ私たちの身の回りで本当に
生活できなくなった人はほとんどいないのです。
(僕自身も知らないし、逆に収入が上がったり恩恵を受けている人が多いです。)
ここまでの話で投票率が低い=平和であるということを理解していただければと思います。
さてここから、平和である現在から有事になった場合、今まで政治に関心の
なかった国民はどう行動するのでしょうか?
平和だから投票に行かない→政治や経済、世の中の仕組みを学ばない
つまり国民のレベルが停滞していく可能性が高い、レベルの低い国民が
有事になった時にどうするか?
文句言ったりデモするしかないんです。
10年くらいのスパンで起こりうる有事は
・人口減少における経済の低下
高齢者の最低限度の生活が守れなくなり浮浪者が溢れる
・首都での災害で経済損失
失業者が溢れて生活できない国民が増える
・台湾有事が起き中国、ロシア、北朝鮮が日本に戦争をしかける
徴兵される可能性や実際に被害があった場合暴動が起きる
つまり、政治を間違えるとこういった有事が起きてしまう可能性が
あるのです。そうならないために政治に関心を持っておく必要があります。
選挙に行かなくてもいいし、誰かを支持する必要もありません。
しかし、こういった選挙期間を通じて世の中で起きている問題、これから
起こるかもしれない問題に対して自分がどう対策していくかを真剣に
考える機会にしてほしいです。
一度しかない人生を幸せに生きるために、自分の子供の世代にも幸せに
過ごしてもらえるようにするにはどうすれば良いか、それが投票なのか
もしれないしそれ以外にも方法はあると思います。
ただ自分の力では防ぎようのない有事が起きた時に自分や家族を守るには
どうすれば良いかを考えてほしい、それを考えるには政治に関心を持たない
とダメなんです。
平和だから政治に興味がない→興味がないから知らないことが多い
これが「平和ボケ」です。
有事になってから行動では遅い、これはコロナ禍で学んだはずなんです。
今回の都知事選で各候補が発信していることを聞くだけでも学びになる
ことが多いと思いますので、こういった身近に政治を感じられる機会を
無駄にしないでほしいと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。