パクるのは良いけど想像を働かせて
こんにちは。
株式会社Origin.の川﨑です。
ビジネスモデル・マーケティング・セールスなど凡ゆる情報は無料で取れるようになり、一昔前の「優良な情報は有料でしか得られない」説は完全に否定されるほど優良な情報はネットやSNSから取れるようになりましたよね。
もちろん有料・無料すべてが一緒という訳ではありませんが、それくらい情報はどこかしこに転がっていて精査するのが大変なほどです。
成功事例から学ぶことや、失敗談から注意するべき事を事前に把握できることなど得られるものは様々です。
活かせれば言うことなしですが、逆に振り回されると大変なことになり兼ねません。
そこで本日は、情報をどの様に活かしていくかについてお話ししていきたいと思います。
手っ取り早い「まるパクり」。だけど・・・
コンサルティングシーンや啓発シーンなどでよく言われているのが「うまくいっている人をパクれ」です。
TTP(徹底的にパクれ)なんて言葉もありますよね。
(今は死語かな?)
うまくいっている人の真似をすれば上手くいきやすいのは確かだと思います。
例えれば、歴史から経営やリーダーシップを学ぶのと一緒で、過去の事例や実績から学ぶことは効率良く結果を出す方法として有効だと思います。
しかし、「パクる事だけ」をするのは意味合いが少し違います。
仮に成功事例を完コピできたとしても、その成功事例と時代やタイミング、ニーズや技術と異なるものが多々ある為、同じ事をやっても事例と同じ様な成功ができるかといえば違うでしょう。
形にするのは簡単ですが、成功するかと言われればNOなのです。
パクるのは形ではなく、要素を
では、何をパクれば上手くいくのかといえば、それは「要素」です。
個人的には反対ですが、TTPという教えがある様に真似をする事自体は悪い事ではないのですが、間違えている人達は形ばかりを追ってしまいます。
個性でいえば、それぞれのタイプが。
身なりでいえば、相応でTPOに合わせた格好が。
SNSでいえば、それぞれにターゲットが。
そんな感じで少しずつみんな違うのに全てをパクって一緒にしていては違和感しか生まれません。
あなたの周りにもいませんか?
・優しい人だったのにいきなり成金ぽいオラキャラにチェンジした人
・やたらとパチ物のブランドを持ち始めた人
・どこかで見たことある様なテイストのSNS発信を一定の月ごとに変える人
パクるところはそこじゃない!ってツッコミたくなりますよね。
上手くいっている人、コトをパクるのは間違えではないけれど、重要なのはなぜ上手くいっているのか要素を考える事です。
先程の3点で考えれば
・上手くいっている人は、その人のどこを強みと感じでセルフプロデュースしているのか。
→それを自分に当てはまると、どう表現できるのか
・その人の風格、魅力はどこからくるものなのか。
→見た目ではなく、その人が何を経験してそこに行き着いたのかを探る
・流行りのやり方は何か?を探るより、誰に向けて発信しているものなのかを考える。
→自分のターゲットには何が好まれるのかを考える
と、いった感じにパクるのは良いけども、その人の内面や中身に想像力を働かせて考える事をお勧めします。
そうする事で、自分だけのオリジナルを見つけられる様になります。
ぜひ試してみてください。
何かの為になれば幸いです。
では、また