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自然に心を洗われたら、やりたいことがちょっと見えた

今日のお仕事はめずらしく、森の中で。
青い空に澄んだ空気、緑も日差しにゆれてキラキラと輝いていた。

東北のとある大学と、併設の幼保園。
こんな環境で遊べて学べるなんて、なんと贅沢なんだろう。

幼保園の庭にはブナの森。
古い森に新しい苗を植えて、森を再生している途中らしい。
季節の野菜を育てる畑もあった。もうすぐ焼き芋の季節かな。

園舎で過ごす子どもたちは、いきいきと、でも落ち着いて芯がある様子。
外遊びを強制されるということもなく、それぞれ好きなことをして遊んでいる。4、5歳の子どもたちもどうやって遊ぶか友だちの意見を聞き、話し合えている。
黙々と塗り絵をしているところを話しかけられたくない子は、大人を軽くあしらうこともできていた。
子どもたちのこういう姿が見たくて勉強していた自分の原点的な気持ちも再確認。

北欧の幼児教育を見本にした園だったが、自然体で無理のない実践が、より高い質に結びついているようだった。
「〇〇メソッド」「〇〇スクール」などという枠組みによらない。わたしたちの知っている幼稚園や保育園のスタイルも崩れすぎていない。

ただ遊びは自然の中で、そこに豊かさがあふれていた。

それにしても、自然の中で引き出される人間の集中力ってあるよなぁ。

一日数時間でも、今日見たような森の空間で、考えごとをしたら、おもしろいこともうまれそう。

何事も良いと思ったら実践で、まずはマンションのバルコニーにベンチでも出して、明日からちょっとでも近づけてみようかな。

昨夜の不安やもやもやとは打って変わって大変有意義な一日でした。


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