エッセイ『創作の扉』詩を嗜む私が表現するのは難しいなと思うテーマと進路選びの後悔、タイトル名は「今から人生の軌道修正難しいわ……。」
こんにちは、折り紙文字です。
ある日、ひょんなことから詩の創作を始めました。
始めた頃は、詩を書いているという自覚すらなく、ただ“純粋に表現したい想い”があり楽しいです。
(さて、何を表現しようか?)
と考えた時、表現方法として何となく思い描いたイメージ、インスピレーションから、分かる言葉で紡いでいく作業、その後の長い編集作業に入るわけな・ん・で・す・が……。
そんな中、まずはテーマから何か創作してみよう!となった場合、このテーマは難しいと思うのがあります。それは
『秋』と『霧』
とっても難しい!のです。
私の作品は、月や水、花、空が多いのですが、中でも“秋と霧”の世界は特に好きなんですね。
にもかかわらず秋と霧は、意外と難しいのです。
例えば、私が詩の文章に
『哀愁ただよう』『落ち葉はらはらり』
と、書いたとしますよね。
この表現だけでは私個人的にはつまらないと思うし、書店に置かれていたら、多分素通りで漫画本を買いますね。「あ~はいはい、そうですか、だから何よ?」となる。
なので私の場合、どうしても言葉を置く時に「あーでもない、こうでもない」と、つらつら考えてしまい、難しい言葉を置いてしまう癖があります。何より自分が1番の読者ですからね。
……いや、全然いいんですよ。詩の世界はシンプルな作品が好まれる傾向があるし、実際コンクール優勝者の作品なんか読むと
「えっ?!こんなにシンプルな作品で良かったんだ……」
と思ってしまう程、本当にシンプルで心に響く作品が選ばれたりしてます。
詩の世界だけでなく、音楽や絵の世界も、シンプルで心に訴えかけるような作品がウケる気がします。
例としてタイトルを『深秋』
としますね。
すると、深い秋を表現できる言葉を考えなければ、となります。“他の方はどう表現するか”は謎ですが、私の作品を読むと「違う、もっとこうだろ!」と編集に力がこもるのです。(←特に秋はね)
秋も霧も好きですが、どちらかというと詩で表現するより“絵や音楽の方が”創作しやすいのでは?と思います。表現するには繊細すぎて難しいのです。
……そして、これを愚痴る私は絵も作曲も出来ない。
“進路選びの後悔”をテーマとしたら『私、作曲学んでこなかったナ』ですw(←ボカロ含む)
ちなみに、“冬の季節”も表現は難しいです。
これから何か創作出来るなら、ぜひ『秋』や『霧』の世界を挑戦してみたいです。
……以上、表現の難しさを語る会でした。